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今日の気になる言葉123

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2021年3月の記事一覧

「心にコスプレを。」

と女性に向けて壇蜜氏(先日の『日本経済新聞』朝刊)。本来の自分と違っても気にせず逃げたりお茶を濁したりと演じて難局をしのぐ処世術は男性にも当てはまろう。「朝起きると壇蜜の着ぐるみを着た」頃もあったと言うが自分を出すべき場面とのバランスは考えねば。

強いられて何かをするのは嫌い。

と言っていた篠田桃紅氏が107歳で死去(先日の『日本経済新聞』朝刊)。戦後にアメリアに渡り書でも抽象画でもある水墨アートを広めた。テレビで何度かお見かけしたが、その自由な生き方は唸るしかなかった。強いられるのは私も嫌うが普通はそれあっての人生だ。

常識が分かってないからできた
と社長を務めるオーブ(株)設立時を振り返った鈴木啓太氏(先週の『MAKE MY DAY』)。Jリーグを引退しアスリートの腸内環境解析のビジネスを始めたが「こんな大変なんだ」と後から思ったと語る。私も独立時、根拠なく楽観的だったが、それのみが力だった。

翻訳できない世界のことば。

を玄理氏が紹介(先週の『ACROSS THE SKY』)。日本語「コモレビ」「ワビサビ」が掲載された。韓国語「パリバリ」を例に「いっぱい、だけど違う」と説明がもどかしそうで「いい物を詰め込んで渡す」意味らしいが言語は文化と切り離せないと改めて思った。

Sober Curious.

は、あえて飲まない選択(先日の『ワールドビジネスサテライト』)。厚労省「国民健康・栄養調査(19年)」で20代男性の49.5%が飲まない(飲めない・殆ど飲まない含む)と回答。変わったな、と思った私は土日しか飲まず平日は外でもノンアルコールだった。

ロンリネスとソリチュード。

は前者が「不安で寂しい」、後者が「一人の時間を楽しむ」と英語の意味が異なるのに日本語では両方とも「孤独」と表す、とコミュニケーション・ストラテジストを名乗る岡本純子氏(先日の『日本経済新聞』朝刊)。人間どちらもある、でも“一人”であることは同じ。

「『標準』という言葉。」 で外見の理想を押し付けられていると感じる人が約6割とユニリーバの9か国1万人調査(先日の『ワールドビジネスサテライト』)。同社は肌の色・髪の性質などの多様性を尊重し標準表示を廃止するとか。普通も標準も消える今後、学歴はなお親達の価値であり続ける。

小さな油田を掘り当てるのが得意

とミュージシャンからタレント(『タモリ倶楽部』電車クラブ・ゴールド会員)、ラジオDJ、執筆へと活躍の場を広げる自分を表現した土屋礼央氏(先日の『MOTIVE!!』)。副業が拡大するが、新たな職業を探す行為もこれに似るか。自分の「油田」を信じよう!

「OKで喜ばないですよ。」

と磯村勇斗氏(先日の『情熱大陸』)。携帯を耳に階段を駆け降りる場面で「両足で降りない」「曲がり方が大きい」と20回のテイクを重ねて出たOKなのに「喜ばないね?」と訊ねられ。「正解がないからうまくいけたと思わない」、だからまだ見えない正解を探すか。

いつも余っているという気持ち。

を自分に感じていたと米倉涼子氏(先日の『サワコの朝』最終回)。「70%の人が私を好きじゃない」とも言い阿川佐和子氏を呆れさせたが、それで「シカゴ」によるブロードウェイ3度主演を実現させたのだから強烈な反骨心が彼女を動かしているのだと思うしかない。