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今日の気になる言葉123

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#男女

毎年、“好き”が更新される。

つまり夫を年毎に好きになると、怒る夫の性格をカウンセリングで克服した犬山紙子氏(先日の『LIFESTYLE COLLEGE』)。釣りは一生幸せにするが結婚は一週間などと皮肉られるが、年輪を重ね気心が通じる訳だから好きの度合いは本来は深まって当然だ。

「子宮感覚。」

は中沢けい「海を感じる時」の群像新人賞受賞時に吉行淳之介が最初に使ったとは知らなかった(先日の『日本経済新聞』朝刊)。多和田葉子氏は「子宮を脳の代わりに使っているのか」と皮肉ったが“女性の才能を異端視”する意識に、この表現が嫌われる理由があるか。

LGBTがなくなるのを目指す
と言ったのは、自身のツイッターに「非建築家、美術家、ドラァグクイーン、誤読の女王」と書くヴィヴイアン佐藤氏(本日の『NEW LOOK』)。男性、女性のなかでも細分化されるのに分類は意味がない、というのが理由。車に全く興味がなくカフェ好きな私も納得。

「#KuToo。」
「パンプス着用の強制は苦痛」というメッセージを靴と苦痛に掛け、さらに「#Me Too」に掛けたハッシュタグについて「女性も革靴を選びたい」と提唱者の石川優実氏(先日の『Skyrocket Company』)。この時代に女性らしさの強制は理解できない。

「らしさの呪縛。」
と男らしさ、女らしさが刷り込まれ性規範によって自分らしく生きられない状況を表す安田菜津紀氏(『生活と自治』特別号)。髪を結んだ息子に「女の子みたい」と言う子供たちを嘆いたのは伊是名夏子氏。私はフランス人ハーフの姪に「『僕』は男の子だよ」と言った。

子供の頃の生活を話題にする。
のがデートで結婚の可能性を探る上手な会話と神崎メリ氏(先日の『これから、何する?』)。結婚後に習慣のミスマッチを防げると言うが、それは直せばいい。また、結婚相手をその程度のズレで判断する考え方は二人で築くべき結婚生活に反する。非婚化を助長したい?

「たちのいいストーカー。」 とトミヤマユキコ氏は夫のオカモト"MOBY”タクヤ氏を表した(先日の『GOLD RUSH』)。「どこでもついてきて気づくと女子会にもいる」のが理由だが、私も12歳下の妻の専門学校同期の飲み会に行き、妻とお客様との女子会に顔を出す。夫婦に定型はない。

大丈夫。とりあえず何とかする
とコウ・ケンテツ氏の奥様(先日の『SWITCHインタビュー 達人達(たち)』)。それはコウ氏が料理研究家の仕事が皆無でアルバイトの履歴書を書いていたとき。「女房の尻の下に敷かれる」と言うが、これこそ旧態依然の男女関係が生んだ言葉で女房は強くていい。

ウィキペディア男女格差なくせ。
と先日の「日本経済新聞」朝刊。人物記事の8割を男性が占め女性が2割のみと知り愕然。執筆者の9割も男性が占めるが「書く人達に多様性がなければ取り上げる人物の属性も偏る」と北村紗衣・武蔵大准教授。しかも女性に関する記事に削除依頼が多いとは言語道断だ。

「妻夫(さいふ)の会。」
を結成したことがあるとコシノジュンコ氏と大黒摩季氏(先日の『コシノジュンコ MASACA』)。集まって飲んでいたと言うが特別な行動は語らなかった。しかし私も「男女」や「夫婦」と書くのは抵抗がある。自分の文章で「男や女」と書く場合は「女や男」と書く。

「男らしさの終焉。」

なる書籍を先日の「日本経済新聞」朝刊で紹介。男性性は暴力・支配・差別・感情の抑圧と結び付き根底に「他人より上回りたい」という欲望が流れると指摘。MAC(化粧品)の最新ポスターのモデルは男性だし、我が家には力仕事をするとき以外に男性性は存在しない。

たらこはミディアムレアに限る。

と新宿の人気ストリッパー・マリリンが言う(『深夜食堂』第1話)。惚れた男の好物を真似するという設定だが、そんな女性には会った事がない。「今夜はコの字で」では先輩に酒場の愉しみを教えられるが、私もスコッチばかり頼んでいたのは亡き上司の導きがあった。

女だなぁと思った瞬間は?

なるテーマで話した、たなかみさき氏と岩谷香穂氏(先日の『MIDNIGHT CHIME』)。「女だもんね体がね」は一致したが結局そんな瞬間は浮かばず。「弱さが女性性じゃないし強さが男性性じゃない」の通りで、この質問は女らしさ男らしさを前提にしている。

「俺だけ男女愛。」 男女は結婚すると家族愛から人間愛へと変化するが、自分はまだ妻を男性目線で見ていると述べた関根勤氏(日曜の『ボクらの時代』)。披露宴のスピーチでさえ「結婚後は片目をつぶれ」など結婚をネガティブに考えるのが主流の社会に一石。私も同じと言っておきたい。