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小鳥を救った審判。

10月14日に行われたサッカーJ2リーグの
ヴァンフォーレ甲府対ギラヴァンツ北九州の試合前半、
主審を務めた家本政明さんは、
ピッチに小鳥が舞い降りていることに気づく。
そこでボールの位置と小鳥の双方に気を配りながら、
タイミングを見つけて拾いあげると、
しばらく手のひらで小鳥を包みながら試合を継続し、
機をみて主審をフォローする第4審判に渡して
試合を続行した。

ピッチを移動する小鳥は当然、プレーに影響が出るから、
家本さんにはここで試合を止めて
この小鳥を異物としてピッチ外に出す選択もあったが、
彼は、そんなパフォーマンスを見せずに
気づかれぬことなく試合を成立させたのだ。

それは、小鳥を一つの命として扱う行動だった。

小鳥好きだという家本政明主審がみせたファインプレー!

やさしさ、って、ふとした瞬間に垣間見える。

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