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上海続報。

この記事を読んであなたが得られるかもしれない利益:中国サービスの欠陥と日本の強み。「若者に異文化経験は絶対に必要」というのは、日本を知るためには外国を見ないとわからないという真理があるから。

昨日は失礼しました

昨日は、中国からの帰国の途につき、青島から上海行きのフライトに載ったところ、機械トラブルでフライトがキャンセル。

2時間待たされた挙げ句、やっと新フライトで上海に向かい着いたはいいが、成田行きの乗り継ぎ便は、すでに出発、我々一行は上海の取り残されてしまったのでした。

この様子をnoteをまとめようとキーを叩いたのですが、電池切れで充電器はトランクの中、記事が中途半端になり、皆様に御迷惑をおかけし、大変申し訳ありませんでした。

書きかけの記事にも関わらず、多くの皆様に、スキ、を頂いたのは、「大変だったね!」のメッセージと受け止め、感謝しております。

ありがとうございました。

その後12時間たって、今日の午前1時20分上海発の羽田行きフライトにやっと乗れ、今朝5時過ぎに日本に無事、帰ってきました。

中国流サービス

これは中国の悪口ではないのですが、このフライトのキャンセルに見るさまざまな不手際は、中国のサービスに対する意識が見て取れます。

日本ではフライトがキャンセルされれば、まず機内アナウンスで乗継便の案内をしますよね、まずそれがないわけです。

一度座り、手荷物を持ち込んでまた飛行機を降りる乗客に対して、係員の誘導もなにもないのです。

航空会社のカウンターに、乗り継ぎで成田に飛ぶ予定の乗客が殺到しましたが、対応は一人だけ。あたふたして、要領を得ない説明に乗客はあきれ顔です。

英語ができない中国人スタッフ

僕も、「どうなってるんだ!」と怒鳴り込んだのですが、英語ができないんです。

今回中国に行って大きな発見がこれでした。

ホテルも、空港も、観光地も中国人スタッフは、ほぼ英語が話せないんです。

こっちが中国語ができないのがいけないんですが、意思疎通もできず、こちらはどうしていいかわからず呆然と立ちつくしてしまいました。

そうすると、もう一つの日本人グループの責任者の方が、中国側主催者と連絡をとってくれ、いま山東省政府が航空会社と交渉している最中だとのこと。

結局さらに2時間待たされ、夜中のフライトが決定、一行は胸をなでおろしました。

しかし、あと12時間も空港ロビーでたむろしなきゃならないのか。

その時、航空会社から「ホテルの部屋を抑えたから、案内する」、との連絡が。

「20分後に担当が来るから」と言われましたが、1時間たっても来ず、またもや中国側に確認をいれると、あと10分で来るとのこと。

中国では10分待て、は1時間位かかるようです。

更に20分待ってやっと、係が来てホテルに行くことができました。

道なき道を走り、やっとホテルに着き、3時間休んでまた空港に返ったのですが、今度は違うターミナルに連れて行かれ、ドアを開けるといきなり持ち物検査、身体検査をされました。

でもこの苦行もターミナルが間違っているので、くたびれもうけです。必要ないワクチンを打たれた感じです。

我々は空港のバスサービスで正規のターミナルに移動、そこでまたボディチェック、手荷物検査をへて、やっと搭乗手続きです。

フライトチケットをもらい、スーツケースを渡してから、出国検査、WeChatの健康診断表チェックを終え、やっとフライトの搭乗カウンターに着いたのです。

機械トラブルによるフライトのキャンセルさえなければ・・・、我々一行は疲れ切ってようやく日本行きのフライトに乗り込みました。

日本のサービスの良さがわかった

僕は若い人に、老婆心と知りながら言うんですよ。

「外国行かなきゃ、日本はわからない」と。

日本人は、日本では当たり前のように、いいサービスを受けています。

https://qr1.jp/1dk1CE

でも、それがいかに普通でないことなのか、我々は意識できません。

意識し、正しく評価するには、比較の対象を見、体験しないとなりません。

今回、日本の航空会社のスタッフならば、どうしていたでしょう。

1.機内アナウンスで不手際をわびる
2.機内での乗継便の案内
3.乗客を集め、ホテルを手配していることを知らせ、ホテルまでのバスを案内
4.フライト搭乗のための、細かいガイダンスを実施

本人

この間、一人ひとりに説明し、フライト不通をうやうやしく詫びる。1-4までは乗客を待たせないこともポイントです。

中国の対応とは、真逆です。

学生たちは大変でしたけれど、いい経験をしてもらったな、そうも思ったのです。

日本のサービスがいかに洗練されているか、よくわかったはずだからです。

若者よ、旅に出よう!

野呂 一郎
清和大学 教授


























最後に地獄を見たわけですが、中国のサービス



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