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ベビーカー選びのポイント

3ヶ月目に突入し、ベビーカーでいろんな場所に行くようになった。
購入したベビーカーはサイベックスのメリオカーボン。シルエットの美しさとコンパクトさに惹かれた。

MELIO CARBONは、街中でも最近見かける。自分たちも、これだ!と思って購入したベビーカーではある。しかし、使っているうちに欠点も見えてきた。お出かけのストレスというのはベビーカーに致命的である。誤解がないようにいうと、自分の生活スタイルに合った機動力を発揮できていないのは製品のせいではなく、適切なベビーカー選択ができなかった自分のせいである。

現状のベビーカーの欠点について

普段会社に行く時は電車を使うが、最寄りの駅よりも停留所の方が近いので、赤ちゃんを連れての普段のお出かけはバスが多くなる。

ベビーカーに赤ちゃんをのせたままバスに乗り込むのは基本的にOKではある。ただ、それは混雑していない時だけだ。混雑する場合は畳んでくれと言われる可能性があるし、そもそもこの後の混み具合を想像して運転手から乗る前に断られるケースもある。

では、畳んで乗り込むとする。そうなるとベビーカーの折り畳み時の安定性とサイズが問題になる。ベビーカー置き場にベルトで固定できればいいが、混雑によっては、その場所が使えないことも多い。

メリオカーボンの場合、折りたたんだ時は、サイズが小さくなるが、高さが足りず、畳んだ幅に厚みがある。バスの車内が混雑した時にはデメリットでしかない。

以上の経験を踏まえて、ベビーカー選びのポイントとしては普段の移動手段で選ぶのが良いという結論になった。

普段の移動手段で選ぶ

電車

電車での移動がメインなら、推進のしやすさがポイントになる。

  • キャスターのスムーズさ

  • 押した時の軽さ

  • コンパクトさ

折り畳みのしやすさはそれほど問題にならない。階段を使わなければならないシーンは少ないと思う。なるべくエレベーターを使えば、移動中に折り畳むことはない。ナビタイムでエレベータ優先ルートを検索したりできる。電車の車内でも、よほどの混み具合でなければ(ラッシュでなければ)、そのまま乗り込んでも問題にならない。

メリオの場合は、広げても大きすぎないし、キャスターの転がりがスムーズ振動も吸収してくれて静かに進む。

バス

バスでの移動がメインになるなら、変形のしやすさがポイントになる。

  • 自立する

  • 片手で折りたたみができる

  • ハンドルで持てる

実は、軽さはあまり問題にならない。軽いに越したことはないが、持ち運びと折り畳みが手軽にできて、自立させた時の安定性のほうを重視した方がいい。

メリオの場合は、自立させる場合はカチッと折りたたみが固定されないし、自在輪が不安定で揺れる車内では安定性がわるい。一般的にシングルタイヤはダブルタイヤよりも安定性が悪くなる。

とっても軽いのだが、片手で折り畳んだり、開閉できない。赤ちゃんを抱っこしつつ、荷物も持ちながら操作するのがやりにくい。

折りたたんだ状態はコンパクトなのだが、自立したときに持てるナイロン製の持ち手が腰よりも低い。常に持ち手を持って車内で安定させる必要があるので荷物が多い時に困る。あと意外と畳んだ時の厚みがあり、幅も取るので狭い車内では邪魔になりやすい。

自動車

自家用車での移動が多いのであれば、カーシートはすでに設置済みにしていることが多いと思う。その場合、ベビーカーは運びやすさやトランク内のスペースをとらないことがポイントになる。

  • コンパクトさ

  • 軽さ

メリオの場合は、折りたたんだ時の全体のサイズ感は小さいので、小さな車にも載せやすいと思われる。そもそも車中心であれば、カーシートとドッキングできるタイプのものでもいいかもしれない。

まとめ

メリオカーボンは、軽いし静かだしスイスイ進む、すばらしいベビーカーだ。ただし、バス移動でなければの話だ。

赤ちゃんのいる生活スタイルが、バス中心になるのに気づいたのはベビーカーを購入した後だった。そこが失敗の原因である。どんな時でも適したベビーカーなど存在しない。かといって、最適なベビーカーを複数台運用することはコストやスペースがあわない。

今回ベビーカーの選び方は移動手段に着目した。しかし、他の選び方もあると思う。とても広い玄関やポーチがある場合は収納する必要がないので折りたたまなくてもいいかもしれない。自分の生活スタイルを理解し、製品の良い点と欠点の双方を理解した上で、少しでも使いやすくするような工夫をするしかない。

もしも買い換えるなら

では、もし買い替えるならどんなベビーカーがよいのか。

  • 自立する

  • 片手で折りたたみができる

  • ハンドルで持てる

こんな特徴を持つベビーカーはたくさんあって、いろんなメーカーから発売されている。

例えば、アップリカのラクーナクッションフリープラスは最近発売されたモデルでアカチャンホンポで見た限り素晴らしい出来映えだった。重量や価格はメリオカーボンと対して変わらない。


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