見出し画像

麻布台ヒルズ

麻布台ヒルズがオープンした。

ぐにょーんとした曲線で目新しさがあって、楽しい。

建築のカッコよさは、それほどでもないような気がする。高層ビルとはこんなものなのかもしれない。他の森ビルと似ている。

モールの方は広々としていて、ゆったりとした買い物が楽しめそう。高級なブランドもたくさんあるし、珍しいお店、初出店とかそういうのがあってお店の選定も工夫されているなと感じた。

一方で、「緑に包まれ」的な要素が予想よりも少なかった。狭く感じた。

緑に包まれ、人と人をつなぐ「広場」のような街 - Modern Urban Village –
「麻布台ヒルズ」は、開発思想においても、世界に類を見ない、全く新しい都市づくりです。

https://www.mori.co.jp/projects/toranomon_azabudai/concept.html

冬だからかもしれない。ただ、芝生は大勢の人が訪れたせいかハゲていた。

テクノロジーが進歩し、働き方、暮らし方、そして生き方までもが大きく変わろうとしている今、「都市とはどうあるべきなのか?」「都市の本質とは何なのか?」という問いからプロジェクトがスタートしました。森ビルはこれまでも「都市の本質は、そこに生きる人にある」と考えてきましたが、改めて、人々がより人間らしく生きられる都市のあり方を考えました。「麻布台ヒルズ」の開発コンセプトは「Modern Urban Village」。「緑に包まれ、人と人をつなぐ『広場』のような街」です。そして、「Modern Urban Village」を支えるふたつの柱は「Green」と「Wellness」。圧倒的な緑に囲まれ、自然と調和した環境の中で多様な人々が集い、より人間らしく生きられる新たなコミュニティの形成を目指します。

https://www.mori.co.jp/projects/toranomon_azabudai/concept.html

「人々がより人間らしく生きられる都市のあり方」とある。
なかなかすごいことを言う。

より人間らしいのか、といわれるとどうなんだろう。大抵のものは人間が作っているので人間らしいのが当然ともいえる。

都市の魅力は、そこに集まってくる人の魅力なのかなと思ったり。
建物=都市ですと言われると違う気がするが、建物には人が集まってくるような驚きとか珍しさとか、そういう引力を作り出せる力があると思う。

中野サンプラザは今年で閉館。50年経つとビルって壊されるんだなと思うとビルには賞味期限がある。これから50年かけて神谷町から六本木一丁目のエリアはどんな街になっていくのだろうか。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?