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東京紅茶、倉敷ほうじ茶。

最近飲んでいるお茶です。


お茶の木下園 東京紅茶 「香駿5625・こうしゅん」

東京都東大和市、お茶の栽培・製造・販売まで行うお茶の木下園さんの「香駿」という品種を使った、茶葉から東京産、東京狭山の和紅茶です。

「香駿」という品種を使っていて、ミルクのような香りとあります。確かに濃いめに淹れるとミルク感のある柔らかい香りがします。角の取れた丸みのある優しい味わいです。

紅茶というと、少し渋みが強くて、ストレートよりも砂糖を入れたりミルクティーにする方が美味しいと思っていたのですが、これはストレートでとても美味しいです。この違いはどこから来るのでしょうか。

緑茶も紅茶も同じお茶の木の葉から作られますが、品種に違いがあります。

日本で生産されるお茶のほとんどは中国種という品種で、紅茶の生産地として知られるインドではアッサム種という品種が主流です。

ざっくり比較すると
●中国種:
・比較的寒さに強い
・葉が小さい
・アミノ酸含有量が多くカテキンが少なめ
・主な生産地→中国、台湾、日本
●アッサム種:
・温暖な気候でよく育つ
・葉が大きい
・アミノ酸少なめでカテキン豊富
・主な生産地→インド、スリランカ、インドネシア

アミノ酸とカテキンの含有量が紅茶にしたときにも味の違いとして出ていると思われます、面白いです。

つねき茶舗 倉敷ほうじ茶

岡山県倉敷市、倉敷美観地区。先日旅行したときに地元のお茶屋さんで買って来たお茶です。

あー、これ好きです、良い香りします。

そしてほうじ茶って茶褐色のイメージがあったのですが、これは水色が綺麗な黄金色。リッチで気分が上がります。

「焙煎には6種類のお茶をブレンドした一番茶を使用」
「焙じるときに青さも残しています」
とあるのですが、この辺りのバランスはきっとお茶屋さんの職人技なんだろうな。

そうなんですよね、生産者こだわりのシングルオリジンも本当に素晴らしいし、加えてお茶屋さんのブレンドや焙煎の技術もまた本当に価値のあるものだと思いました。

「鬼の白骨」でも思ったのですが、強く火を入れた香ばしさと緑茶らしい香りを両方持っているのが自分の好みなのかもしれません。

つねき茶舗さん、年季の入った店構えですが、開放的かつ店内のレイアウトはすっきり整っていて、とても買い物しやすい雰囲気でした。
さらに、80代くらいとお見受けするご主人が普通にiPadとエアペイでお会計してくれて、そういうのもすごく良いなと思いました。




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