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50歳から「花開く」人生を送るためには?

今回のこのテーマに関する結論は、次の2つになります。

「喜んでもらえる仕事で、自分の道を進む。」
「そのために“自己理解”をする。」

50歳。人生折り返し地点です。

もちろん人生いつどうなるか分からないものではありますが、一方、あと30年40年以上続く可能性だってあります。

50歳前後の世代は、終身雇用がまだまだ当たり前だった頃に就職しました。
ひょっとしたら、その肌感覚のままで、ここまで生きてきてしまったかもしれません。

しかし時代は変わり、年金も当てにならず、ずっと働き続けなければ生活できないかもしれない状況も見えてきました。
僕らが当初予想していた「超高齢化社会」は、これまでの感覚でいると、より非常に苦しいものになるのかもしれません。

そんな不安を抱えるなか、50歳前後の人たちに向けて、温かく人生の導きをしてくださる著書がこちらです。

「50歳から花開く人 50歳で止まる人」有川真由美著 PHP研究所刊


YouTubeでも、この本を解説する動画が複数アップロードされています。
すでにご覧になった方もいらっしゃるかもしれません。

まずは有川さんのご著書のエッセンスを、次にご紹介させていただきます。

1.50歳から花開く「自分の道」とは。

「50歳から花開く人」の定義は、自分の人生を人と比べたり、人と競争したりするようなものではありません。
ひたすら自分の道を進んでいる人のことを言います。

ワクワクすることを見つけ、夢中になって生きている人のことです。

【50歳から仕事で自分の道を見つけている人の条件】は、次の3つに集約されます。
1.自分のやりたいことをやっていること
2.得意なこと(強み)を生かしていること
3.社会から求められ、貢献していること
→これら3条件が「重なった」仕事をしていること。

1〜3は、相乗効果があります。
ひとつでも揃わないと、「自分の道」どころか「いばらの道」を進むことになります。

いま、小売や警備、介護や農業など、人手の足りない業種はたくさんあります。
しかし、職業そのものだけに注目して、自分に合っていなかったり、やっていて辛ければ続かないのです。

50歳なのだから、残り人生も考えいつまでも足踏みするわけにもいきません。
できるだけ早く、この3条件を満たす仕事を見つけましょう。

ものすごい才能である必要はありません。
あなたの仕事に対し喜んでくれる人がいて、「あなたがいてくれるから助かる」「この仕事はあなたしかできない」と一目置かれる存在になりましょう。

そしてその仕事に対し「求めてくれる人」がいて、社会とうまく調和するからこそ、「自分の道」は切り開かれていきます。

まわりの力になる「役割」を果たしてこそ、自分の命が輝きます。

自分の役割を見つけるためにも、「自分がどんな人間なのか」「自分探し」が必要になります。

会社や家族を中心に生きてきた人こそ、改めて「自分探し」が必要なのです。

2.どうやって「自分探し」をする?

ここまで、有川真由美さんのご著書の内容を一部エッセンスとしてお伝えさせていただきました。

自分探しって、いまさら。。。

年齢も重ねると、そんなふうに感じてしまう面もあるかと思います。

「進学や就職するときに、「自己分析」もしたよ。だからここまで生きてきたんじゃないか。」
そんな声も聞こえてきそうです。

でも、有川さんのご著書にあった、

「自分のやりたいこと」
「得意なこと(強み)」
「社会から求められる貢献」
→これら3条件が重なった、自分の道を生きる仕事。

これらを明確に答えられる50歳前後の方は、どれだけいらっしゃるでしょうか?

もし、ずっと会社勤めをしてきたなら、「自分の道を生きる仕事」というよりも、会社から命令をされるがまま仕事することも多かったことでしょう。
もちろん、そうやって重ねてきた経験は、ものすごい「積み重ね」であることは間違いありません。

でも一方で、自分の内面にある「やりたいこと-得意強み-社会から求められる貢献」をすぐに言葉に出して言える方も、少ないのではないかと思います。

自分探しや自己分析のツールは、いくつかあるかと思います。
僕は昨年、八木仁平さんが開発した「自己理解プログラム」を受講しました。

この自己理解プログラムの特徴をひとことで言うと、

  • 自分の内面にある「大事なこと」=価値観(仕事として届けたい価値の方向性)を見つける。

  • 自分が自然と出来てしまう「得意なこと」=才能を見つける。

  • 自分が興味や情熱を傾ける「好きなこと」を見つける。

→これら3つを掛け合わせて、仕事として「本当にやりたいこと」を探し終える。
→「本当にやりたいこと」を探し終えたあとは、自己実現に向けてひたすら夢中に生きていく。

この自己理解プログラムの特徴は、まさに前段で有川さんが掲げていた「自分の道を見つけている人の条件」
1.自分のやりたいことをやっていること(=好きなこと)
2.得意なこと(強み)を生かしていること(=得意なこと)
3.社会から求められ、貢献していること(=大事なこと・価値観)

これらと自己理解プログラムの取り組みが合致することがわかります。

参考までに、僕が自己理解プログラムで得た成果をイラストで紹介します。


自己理解プログラムで得た「大事」「得意」「好き」

有川さんの「社会から求められ貢献していること」と、自己理解プログラムの「自分の価値観・仕事として届けたい価値」とは、もちろん社会に求められるようすり合わせる必要はあります。

そのためにも、まずは自分が大切にしている価値観を深く理解する。
その上で、社会からのニーズにどのように接近していけるか検証していけばよいと思います。

僕が学んだ自己理解プログラムは、自己理解コーチのコーチングによる個別の伴走が付帯する、3ヶ月間のオンラインプログラムでした。

まずは、八木仁平さんの著書『世界一やさしい「本当にやりたいこと」の見つけ方』『世界一やさしい「才能」の見つけ方』を読みながら、自己理解を深めてみるとよいと思います。

八木仁平さんの著書

これまで半世紀生きてきたからこそ、いろんな苦しい場面をくぐりぬけて来たからこそ…
社会から求められることは、自分も嬉しくて楽しいし、自己肯定感も増す。そのことは共感いただけることだと思います。

人生折り返し。
ここからは、自分の人生を自分らしく生きたい。

そのためにも、自分の内面にある「大事」「得意」「好き」を改めて深掘りし、自分探しや自己理解を進めると、本物の人生を生きている感触を得ることができるのではないでしょうか。

「将来の不安」に生きるのではなく、「今ここ」を生きる。
「今ここ」を味わい尽くす。
そのためにも自分探しや自己理解を終わらせておいて、「自分の道」を笑顔で歩いていきましょう!

まだまだ、人生本番はここからがスタートラインです!

最後までお読みいただき、本当にありがとうございました😊

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