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お金の不安を解消する方法

ネット記事や広告などで「◯代の平均年収」「世帯年収」「平均貯金額」などを見かけるとついクリックしてしまいます。
それをみて比べる対象はやっぱり自分の年収や、我が家の世帯年収や、貯金額w

情報の出所もいまいちわからないのに、記事の内容を真に受けて比べて不安になったり、時には自分の方が多い!と安心したりプチ優越感に浸ったりしてました。




「普通」や「平均」を追うことのしんどさ

老後2,000万円問題が取り上げられた時も不安になりました。

働くなら、「安定してしっかり稼げる正社員が良い」と思い込んで、ハードワークを続けた結果体調を崩しました。

休職期間、一時的に無給になるタイミングでお金について見直しました。
(傷病手当はいただいていましたが、初回の給付までは数ヶ月間かかります)

その時点で、正直しばらく無職になってもやっていけるくらいの貯金額はあったのに、「生活できるのかな、大丈夫なのかな」と、どうしても拭えない不安。

これまでも、どれだけ稼いでも、貯金しても「これで足りるのかな?」といつまでも不安がつきまとう。

立ち止まって冷静に考えてみると、
湧き上がる「不安」の正体は、「自分軸」をもっていないからでした。


足るを知る

思うと、「最低これくらい稼がなきゃ」と自分で思いこんでいた金額のソース元はすべて外からの情報でした。

・海外旅行に年1回以上は行きたい
・行くにはこれくらいの余裕が必要
・ファッションも年にいくらくらいはかけたい

でも待って。わたしほんとにそんな生活がしたいのか?

休職して、立ち止まって、自分を満たすことだけに集中したときに
わたしが満たされて幸せだと感じることはめちゃくちゃ地味なことでした。

・お茶を淹れて飲むこと
・夫と話すこと
・お気に入りの服を着て過ごすこと
・公園で日光浴すること
・本を読むこと
・考えたことをアウトプットすること
・自分でつくった粗食をたべること
・運動すること

公園で寝転がってぼーっとするのが最高


誰かが作った「理想の生活」を自分の理想の生活だと勘違いしていた

しょっちゅう買い物に行かなくても、旅行にいかなくても、外食しなくても、わたしは十分満たされる。
なんなら、「自分の生きがいだ」と思っていた買い物は、買う瞬間のアドレナリンを感じたあと、時に後悔したり、どっと疲れる行為だったと気づきましたw

冷静にクローゼットを眺めると、その場の見栄で買ってしまって、あまり着てない服もありました。

わたしは世間が決めた
「正社員であるべき」「お金はたくさん稼ぐべき」「貯金はたくさんするべき」という「誰かが決めた立派な社会人とはこうあるべき」という出どころが不明な価値観を自分に勝手にはめこんで、勝手に不安になって、勝手に苦しんでいたのですw

自滅的行為w


自分の満足値から必要なお金を換算する

自分の心が何で満たされるのかがわかれば、それにかかる生活費がわたしの「最低稼ぐべき基準」だと知れます。
計算してみると思っていたより自分が満足できるお金は少額でした。
年を重ねるごとに変化が起こっても、価値観が大きく変わることはない気がします。
(自分の満たされることは思い返すと学生の頃から変わってないからですw)

そうすると将来自分の生活にはどれくらいの金額が必要なのか目安を知れます。

すべてが可視化された途端、お金に対する不安はスッと消えました。

前ほど一般的な平均年収などに心揺さぶられることもなくなりました。
(といってもやっぱり釣られてクリックしちゃいますけど!笑)


働き方も変わる

「正社員であるべき」と思っていた価値観も自分のなかでぶち壊れましたw

復職してしばらくたちますが、繁忙期で残業が増えてくると「やっぱりこの仕事はハードワークだな」と感じます。
残業代より、ゆっくり過ごす時間が欲しいw

自分の生活に必要なお金が見えてきたことで、今後の働き方の選択肢の幅も広がりそうです。


お金は選択肢

とはいえ、お金は選択肢を広げることに直結すると思います。
自分軸を知った上で、プラスのお金があるとそれは安心感につながります。

自分が不安を抱えながらも休職に踏み切れたのは貯金があるおかげだし、
いま家族に何かあった時「ゆっくり休んだらいいよ」と即答できるだろうと思うのも、生活防衛費があるからです。

働いたお金は大切に使って、貯める。
過剰防衛しすぎず、適度に自分と家族が楽しむためにも使いたい。

ファッションに使うお金などについても今後は書いていきたいです。


このnoteでは、「ファッション」「お金」「自己肯定感」を主軸に、30代会社員が自分らしく生きるため模索してる様子が観察できます🔍
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