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この世界を変えれるのは自分しかいない

今朝、近所のスーパーに行った。そこで牛乳とサラダと食パン、あと友達に頼まれた鶏もも肉を買った。それらをかごに入れてレジに向かった。

4つあるレジのうち、まだ一人しか並んでいない、右側から2番目のレジに並んだ。財布からカードを取り出し、小銭がいくらあるのかを確認して、僕は順番を待った。

そしてついに僕の番に。カードを渡しながら、

僕「お願いします」

レジのおばさん「・・・」

カードが返された。

「ピッ・ピッ・ピッ・ピッ」

「550円です。」

僕はお金を渡しながら、「ちょうどでお願いします」

「・・・」

レシートを無言で返された。こうして僕の買い物は終わった。

僕はとても不愉快になった。嫌な気分になった。胸の奥でモゾモゾと気持ちの悪い気分になった。

レジをしてくれたおばさんは、常に眉間にしわを寄せてイライラしているようだった。仕事を嫌々やっているようだった。

それを見て僕は悲しくなった。どうしてそんな嫌な仕事をするのだろう?どうして辞めないのだろう?

おそらくそのおばさんには、この仕事をやらなければいけない理由があるのだろう。自分が生活するためや、大切な家族を養うため。

だがもしそれがこんな状況になったらどうだろう?

レジを普通に対応してくれた後に、「行ってらっしゃい!」と笑顔で言ってくれたら。

たったその一言だけでとても幸せになるのではないか?

それも僕だけでなく、それを見ている他のお客さんや店員さんまでも。

そしてそれを見た他の店員さんも、自分がやる時は笑顔でやれるようになる。そしてそれを受けたお客さんは幸せになっていく。こうやって幸せは広がっていく。

でもどうやったら、そのおばさんをそのように変えることができるだろうか?

仕事のやりがいがもっとあったらいいのか?給与がもっと良かったらいいのか?

その答えは分からない。

ただここで言えるのは、結局は僕次第だったということ。

もし僕が最後に一言、

「いつもご苦労様です。またよろしくお願いします!」

こう言えたらどうだったろう?

少しでもそのおばさんの気持ちを温めることができたのではないか?それを見て、同じく並んでいるお客さんもほっこりとした気持ちになれたんじゃないか?

環境に左右されるのではく、自分自身の行動を変えて、その環境を変えることが大切だと学んだ。

「レジのおばさん、こうした貴重な気づきをさせてくれてありがとうございます」

そして皆さん、本日も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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