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ぼっち在宅介護 気が利き過ぎて本題を忘れる話

父の冬支度《mission》話を早く終わらせてしまいたいのですが…

ほぉ。
はぁ?
へぇ…

みたいな発見とか、考え方とか、気持ちの納め方みたいなものがたくさんあり…やっぱり、書いといた方がいいかなぁとか思ったりします。そうすると、日に日に情報量が増えてきて…まとまらない…


で、ま、気分転換に、今朝思ったことを少し書いてみます。


表題の「気が利き過ぎて本題を忘れる話」なんですが、今朝のヘルパーさんを見ていて思ったことです。

今朝のヘルパーさんは、少し高齢にさしかかってらっしゃるようにお見受けします。
声は大きく通り、ハキハキと受け答えのできる明るい方です。
リフォームの出来立てにも来てくださり、大感激されました。


春からだったか、他社の事業所統合で、職場が変わり父の介護メンバーに入ってきてくださいました。早く慣れようといつも気をつけてくださっていまして、気遣いのできる方なんです。

ですが…
最近、対応に気になる点が見えてきたのです。

気遣いができすぎるのです。
すると、本来の父のケアに穴がチラホラあくことがでてきました。


ケアに入る際、ムード作りが大事と考えられているようで、朝一番のケアだと家族である私の顔色を気にかけてくださいます。

「今日もお花きれいですね」

花を飾れてないと…
「ドライのお花もとっても素敵」

リフォームの後片付けが終わってないと…
「リフォーム、やっぱり素晴らしい空間になってますわぁ!」


うーむ…

話題を探してくれようと必死です😅
家族の頑張りに対して、そこまで誉めどころを探さなくても、普通に淡々とこなしてくれて、
「寒いよねー」でいいと思うんですが。

彼女が仕事上、大事にしてきたことと感じ、そのままにしておりました。


今朝は、写真のライト💡のことを聞いてこられました。

通り道の廊下に畳みベンチがあり、
ケア時のクッションや布団などの
物置にしてます。


洗面所までの通り道の廊下に、畳ベンチを置いてまして、ケアに使うお湯をコンセントの関係上、ここに設置して沸かしています。洗面所の前なんです。
そこに、工事の時に使ったライトを置きっぱなしにしていました。


彼女は、センサーライトと思ったようで…
見つけるなり、

「お湯の近くのライトはセンサーライトですか?」と聞いて来られました。

たぶん、そこから話を膨らまし、和やかにケアをしようと考えてくださったんだと思います。

が、、、
あれは、センサーライトでもなんでもないし…
ケアの道具の準備中だったので、先に準備を進めていたんですね。

必要なものを配置し、さて、ケアをしよう!とお互い父のベッドに向き合いましたら…

彼女は、父の体温を測りそびれていらっしゃいまして…「あ!体温!すみません」と、私が待つことになりました。

大したことではないんですけど。
他の方だと既に終わらせていることで、彼女にしたらスムーズじゃないんだと思います。


で、ふと…
最近、体温関係多いなぁ…と気づいたんですね。
体温の測り忘れ…とか。
わざわざウチの体温計を使って「遅いなぁ…」ってつぶやいたり…???

とにかく、和やかにスムーズに事を運びたい方なので、和やかポイントもスムーズも外しがたいので、うまく運ばないと、ちょっと焦ってしまわれる…


今日は、その焦りが他に出てしまいました。
淫部を洗う際に、淫洗ボトルからお湯を大量に出してしまったのです。

ハチミツの空き瓶や
100均のボトル🧴なんかで
淫部を洗っていただきます。
押すと出る仕組みを利用

お湯は、オムツやパットから溢れそうになりました。

「あら!溢れちゃうかしら!ぁぁぁぁ、大丈夫大丈夫ぅ…大丈夫でしたぁ💦」

と、私を安心させようと声がけしてくれるのですが…

手に持っている淫洗ボトルを握りしめていて、ボトルからシーツにお湯を垂らしてはりました…


気にしない方だと。

「あ!でてるよ😅」ですみますが…

気にする方だと、これはまぁまぁな失態になりますから、今回は、まぁいっか!とスルーしていると…

彼女は更にあたふたし、手袋についた水をベッドの手すりや床にダラダラ垂らしてしまいまして…
が、目がそっちに向いていないので、全くどれにも気づいてないのでした。。。

うちじゃいいけど、よそで大丈夫かなぁ?
と、真剣に思ったんですよね。今日は。
チームリーダーさんかケアマネさんにそろそろ相談かなぁ…と、思いました。



やはり、年齢が高くなってきますと…
何かを大事にする、何かに気を取られる、
からの抜けとかが、私にもたくさんあります。

もっと高齢だと、もっと気を配り過ぎて手元がおろそかになってくるのかなぁと思います。

目が肝心な方に向かなくなるのかなぁ…と。


うちでのヘルパーさんの目的は、父のお尻をバケツとタオルとお湯で、しっかり拭いてくださることなんです。
誰かがしっかりと体を支えてくれないと、きれいにできない部分のことをお願いしています。

だから、我が家の場合、
私への気遣いよりは、やはり父に目が向いていてほしいのです。

が、これは、ケースバイケースで、

家族さんの方に目が向いていて欲しいお宅もあるそうなんで、それも大事なスタイルなんです。


で。

このヘルパーさんがどうかとか
高齢の働く人がどうかとか
ではなくて、、、

気遣いをしすぎてると、気がついたら目的を見失ってることよくあるよなーって、
私自身にも思うところがあったというお話でした😅

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