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ぼっち在宅介護 冬支度、まだ途中《mission1.5》車椅子移乗

今回の冬支度リフォームで、意外な効果がちょこちょこあって…書き始めては、追加が出てきてまとまりません。
なので、まとまりはさておき、忘れてしまいそうなので、覚え書きという感じでダラダラ書き綴ってみます。


先週の今日、リフォームの前日、和室へ父は移動しました。
ちょうど一週間です。


要介護5…
車椅子でのリハビリがうまくいけば、4になれるんかしら?というレベル…
生活は全て介助が必要で。
強いて言えば心臓と意思がことの他強く…
頭は冴えたり冴えなかったり…

この夏の猛暑にやられ…
この冬をどう越すか?という状況で…
今更…リフォームって…ってなるんですけども、《mission1》のブルーシート対応は避けたくて。主人とケアマネさんに相談してみました。


主人は、「オヤジさんがオッケーならばやるべきや!この冬はきついかもしらんからな」とのことでした。

ケアマネさんは、「あ、いいんじゃないですか?了解です。」と…
このレベルでリフォームする人ってそんなにいるのか?というくらい爽やかに返事があり、業者さんをご紹介下さりました。


では、
ちょっと遡りまして…

別室と寝室を移動する時のことを少し書きます。あと、ベッドの配置と介助の向きについて。

当日、父の体調がイマイチで…また昼夜逆転中だったため、福祉道具屋さんのご厚意で、マットレス移動をお願いしました。

エアマットレスのため、
マットレスが柔らかく折れず、
ドアの開口部で詰まる…
父の重さで悲鳴を上げながらの移動…
別室にベッドを組んで
エアマットのエアが抜けないよう、
ロングの延長コンセントに刺したまま、
最終は私も担ぐ班に参加して移動。
だが、ほぼ引きずっていた…


マットレス移動というのは、痩せている方、小さな方には有効だと思います。
が、エアマットレス+うちのオヤジの場合は、NGだったです。

⚫︎まだご飯が食べれていて重い
⚫︎ガタイがデカい
(これでも痩せたけど…水分で浮腫んでいた)

+エアマットレス(これが難敵でした…)
エアが入ってるので、マットがしならないんで、ドアの幅をスッと出入りできず…
救急隊みたいにはいかなかったです。

エアマットレスなんで、お引きづりも本来は厳禁、穴空いたらアウトですし。
運ぶ側は、利用者さんを落とせないし…
大変、ご迷惑をおかけしました。
福祉道具屋さんも想定外の結果やったと思います。


で、戻る日。
床リフォームが終わりまして…

翌日、福祉道具屋さんがきてくださると…
「リクライニング式の車椅子で移動してください」と言われました。
事前に言われてなくて、慌てて父に声をかけましたが、半寝状態でわかったんだかわかってないんだか…

福祉道具屋さんは、慣れた手つきで、すぐ移動作業に取り掛かられましたが…

昼夜逆転中の父は目が覚めきらないまま、いきなり体を起こされて、車椅子の移乗がはじまり、寝ながらグーパンチ✊で怒り出しました。夏から3ヶ月以上、車椅子への移乗はできていなかったので…体がつらかったか、怖かったんだと思います。

ただ、福祉道具屋さんは、せん妄、認知症、ありとあらゆる利用者さんを対応されてきたので、「あーハイハイ」と受け流して車椅子に乗せてくれました。
が、父の✊になった手は固まり、以後、触ることを拒否しました。

体全体が緊張で固まっています。
嫌だ!という気持ちが見えます。
ちっとも開いてくれません。


私が手や体に触れると、寝たまま声を荒げて怒ります。
少し前まで穏やかに眠っていて、声がけした時は、なんとか起きないと!と目をしばしばしていた父がこんなに怒るとは思わず、びっくりしました。

父の手をさすりながら、

「怖かった?痛かった?体が固まってて痛かったかな?ごめんなー。みんな次のお仕事あるからさ。急いではったかも。ちょっと手を動かしてみようか、次、ベッドに行く準備しとこうや」

と、私自身が落ち着くために声をかけると、寝たまま、手のグー✊が開いてきました。
腕を上げたり下げたり、肩を回したりしていると体の緊張が取れてきました!
やっぱり固まって痛かったんだ…移乗の前に準備運動してあげれば良かったなぁと思いました。

その後、新しくなった部屋でベッドに移動しましたが、全く荒れませんでした。
最初の移乗は、相当体が痛かったんだと思います。

移動や移乗といった大きな動きの介助の際は、軽い関節運動をしてからの方がご機嫌を悪くしないかも…ということがわかりました。



で、ベッドの配置なんですが…

首が左に垂れて固まるようになりまして。
テレビや食事介助が困難になってきたため、窓側に少し寄せて、両側、360度介助スタイルにしました。

before
もともとは、壁側に配置していたベッド
右側から、食事介助、お下ケアをしていた。
車椅子移乗も右側から。
after
窓寄りに移動したベッド
食事介助、車椅子移乗は、左側から。
お下介助は、右側から。


このスタイルに変わり、父にちょっとした変化が起きました。

あ、2000文字を超えたので

つづく にします。

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