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ペルソナが大事な理由をいまいちど。

なぜペルソナと言われる「限定的な人物像」にしぼってモノゴトを考えるのが大事なの?

ターゲットをしぼらずに広く誰もが持っていそうな問題を考えた場合。それはとっても抽象的な問題になってくるので広く抽象的なアクションをとることになります。そんなアクションはほとんど誰にも気づかれないくらい効果が薄いです。

そもそも「抽象的な悩みを持っている人」というのは複数の人の意見の合成で、複数の人の共通項を都合よく見つけ出しただけで、本当にそんな悩みを持っている人が実在するかも疑問です。


みんなのためではなく1人のためにデザインする

実在するかわからないような抽象的な「みんな」ではなく、確実に実在する 「悩みを抱えた1人」 にしぼったアクションをとることで高い効果を高い確率で狙うことができます。

実際にはそういう悩みを持つ人は1人ではなく近しい悩みを抱えている人は必ず他にもいます。本人ですら悩みに気付いていない場合もあり、それにより自分の悩みに気づき改善される人もいます。

薄い効果 × 大人数」でも「高い効果 × 少人数」でもかけ算の結果は同じになりそうな気がします。

ただ、高い効果が目に見えてあらわれることは、広く薄く誰にも気づかれないものよりも、早く良い影響がでることが期待できます。目に見える効果は確実に広がっていき確実にフィードバックを得ることができ確実に推進力になります。

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