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エッセイ(親孝行、家族、友達などについて)

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親子、夫婦、家族などについて、日頃の出来事で感じたことを綴っています
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記事一覧

万物の霊長も敵わない

ゴールデンウィークも最終日。朝からどんよりとした曇り空に気持ちも曇りがち。 切りかえよう…

せりざわ
8日前
58

古きを尊ぶ

私の住む街は2022年の統計では、総人口に対して65歳以上が占める割合は48・6%で約2人に1…

せりざわ
10日前
57

丑三つどきの来訪者

ある夜。 目が覚めて時計を見ると午前2時。 隣には妻がスヤスヤと気持ち良さそうに寝ている。 …

せりざわ
2か月前
123

『心眼』で見極めよう

家族の知らないところで僕は愚かな罪を重ねていた。 いつかそれが白日の下に晒される日がくる…

せりざわ
2か月前
117

老誘導員のプライド

昨年の夏あたりから、よく見かけるとても気になるひとがいる。 いつか話しかけようと思ってい…

せりざわ
3か月前
108

優先順位を正しく制するものが人生を制する

「来週には退院できるよ」と笑っていたのに、、、 なんの断りもなく突然、逝ってしまった大切…

せりざわ
4か月前
104

『負けのち勝ち』 

心は晴れのときもあれば、曇りの日もある。 ときには嵐だって。 喧嘩しても朝になったら『おはよう。昨日はゴメン』と先に言えたらいいなと思う。 自分だけが正しいなんてことはない。 そう思いたいだけだ。 人生には負けるが勝ちのときだってある。 先に言ったもん勝ちだ。 本当に強いひとは一見ペコペコして弱く見えて、うちに強さを秘めてる人なのかもしれない。 どんなときも、内省と謙虚さをどこか心の片隅にでも置いておこうと思う。 −了− お読み下さりありがとうございました🙇

左利きと好青年

子どもの頃、スプーンや箸を左手に持つと親に注意された記憶がある。箸は右手で持ちなさい!と…

せりざわ
5か月前
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コロナ禍が明けて同窓会幹事をして

先日、高校の同窓会を5年ぶりに開催しました。 今回も幹事をしました。 いつも幹事をしている…

せりざわ
5か月前
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神の計らい ① 恩師編

私は保護司をしている。そこに至った経緯はまたいつか記すとして、保護司は、法務大臣から委嘱…

せりざわ
8か月前
83

『倚門之望』 ② 親の心を探る

昨年、亡くなった母のことを思い起こし、このnoteに記したいと思います。 私ごとのひとり言で…

せりざわ
10か月前
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この世界が輪廻転生というなら

赤ちゃんが笑った ぼくもその笑顔につられて一緒に笑った 赤ちゃんが泣いた ぼくは泣くまね…

せりざわ
10か月前
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慈母との最期の面会

コロナ禍で家族でも面会ができない日が続く中、母の容体が悪化してきた。 入所する施設の寛大…

せりざわ
10か月前
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ラスボスと対峙する

早朝「おと〜さ〜ん」「早くきて〜」 と娘の叫ぶ声が家中に響いた。 僕は何ごとかと驚き、急いで娘の部屋へと向かった。 そして部屋に入ると、そこには低姿勢で黒光りをした大きなゴキブリが身構えていた。 一瞬目があった。 こいつはデカい。 今まで僕が見た中の最強クラス。何処となく風格さえあるラスボスだ。 こういう時のために、部屋に備えてあるキッチンペーパーの芯をとり、片手で振りかざし仕留めにかかった。 そして、黒光りするラスボスめがけて、その太刀を勢いよく振り下ろそうとした