見出し画像

世界はとても広いということ



⬆️この手作り感満載のイラストは何を意味しているか分かりますか?以前、あるところで講話をした時に使ったイラストです。


正解はこういうこと⬇️



天理教の信徒数を1として、面積を求めて表した天理教と世界宗教(キリスト教・イスラム教・仏教)を比較したイラストです。(信徒数はあくまで概数であることをご承知おき下さい)

天理教の組織は世界に比べると小さな点でしかありません。いかに小さいかということに気がつきます。

新興宗教と呼ばれているものも、大体みんな同じようなものではないのでしょうか。

中学生のとき、社会の授業で家の信仰を調べてくるようにと宿題を出されたことがありました。
先生に指された殆どの人たちが、仏教や神道と答える中、天理教のことはみんなは知らないだろうと、とても恥かしい気持ちになりました。
結局、指されることはなかったのでホッとしたことを、今でもよく覚えています。
そのときの授業で、自分の中では大きなものだと思っていた天理教は、世界宗教に比べたら、とても小さな宗教なのだと学んだのです。

いま世界宗教のビック3が大きいのは同然であって、数千年もの間、先人たちが何代も重ねて教えの素晴らしさを伝え、現在に至っているということなのでしょう。

天理教は僅か立教186年。世界宗教に比べたら赤子です。

◯◯教団に解散命令が出されて、組織がなくなっても、世界はなにも変わらないのです。

必要とされないものは、淘汰されて自然と消えていくのが世の常です。

世界にしたらそんな小さな組織のことなど、どうでもいいことなのかもしれません。

会社だってそうでありましょう。

また世界宗教だって例外ではないのかもしれません。

人はより大きいものを、間違いのないものだと錯覚しますが、今は大きな組織でも、何千年、何万年も先のことは分かりません。

また逆に、たとえ今は小さな組織であっても、本物はいずれ必然的に大きなものになるのでしょう。

キリスト、ムハンマド、釈迦。
みんな最初はおひとりから始まった道であります。

天理教の原典『おさしづ』に


天理王命てんりおうのみことというは、五十年前より誠の理である。こゝに一つの処、天理王命という原因は、元無い人間をこしらえた神一条である。元五十年前より始まった。元聞き分けて貰いたい。何処其処で誰それという者でない。ほん何でもない百姓家の者、何にも知らん女一人。何でもない者や。それだめの教を説くという処の理を聞き分け。何処へ見に行ったでなし、何習うたやなし、女の処入り込んで理を弘める処、よう聞き分けてくれ。

明治21年1月8日 おさしづ抜粋

どこかで習ったわけでもありません。農家の普通の嫁。何も知らないひと。そこに神が降りて、今まで明かされなかった最後(だめ)の一点を教えひろめるということ。


天理教も今は小さな組織ですが、教祖おやさまおひとりから始まった道です。

この先、何千年も伝え続いていくと信じて歩むのであります。

−了−

最後までお読み下さり、ありがとうございました🙇

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?