生きていると何かしら、
自分を演じたり
空気を読んだ行動をしてしまう。

そんな
経験ありませんか。

私はよくあったんです。

そんな性格だと、
他人に不要に気を遣ってしまい
勝手に疲れてしまう。

人といることに
絶大な疲労感を感じ、
常に一人でいたい。

そんな私が、
素の本当の自分で生きた方が
結果的に楽なんだな
と感じた出来事があったので、

普段自分を偽っていて
それに少しでも疲れている人へ

どのように考え行動すれば
心が楽になるか、
私の経験を共有させてください。

過去の自分

私の顔は幼い頃から
怒っているように見えるようで

真顔で話していると友人や同僚に

「怒ってるの？」
「話面白くない？」
「この業務やりたくない？」（これは仕事で）

と聞かれることが多々あった。

なので
イライラしてても
相手の話が面白くなくても
仕事で理不尽なことがあっても

なるべく相手に
誤解を与えないように、

無理に笑顔を作るようになっていった。

本当の私は
結構すぐイライラするし
柔らかい雰囲気より
キリッとした感じだし
白黒もはっきりつけたい。

そんな私も約10年前、
恐らくアルバイトを始めてからかな…
社会と関わるようになり、

人に誤解されたくない
不快にさせたくない
嫌われたくない
と言う気持ちが強くなっていき

「無理にでも笑う」ことを
本来の自分と、
社会に順応していく自分の
妥協点として
選択するようになった。

今の自分

外ではなるべく
荒波を立てないよう、
笑顔で当たり障りのないことしか
言わないので

私は友人や同僚から
人当たりが良いと言われるし、

怒ったりするの？
感情の起伏とかあるの？
なんて聞かれることもある。

一方で、
ネガティブな感情や
本音は出さないので

何を考えているかわからない
本音がわからない
面白くない
とも思われている。

そんなある日、
ある人から言われた言葉があった。

少し良くない状況があり、
場の雰囲気を悪くしたくない
という思いから
いつも通り笑顔を作ったところ

「笑って誤魔化してない？（笑）」　

と小馬鹿にしたように言われた。

そしてその言葉に
なんとも言えない怒りと
悔しさの感情が湧き出てきた。

内観タイム

自分でもこの怒りの正体が
何かがわからず掘り下げた。

その結果、
その場を悪くしないように
良かれと思ってした行動（＝笑顔を作ること）
が踏み躙られた気持ちになり
それに対して気分が悪かった。

ただ、
その良かれと思ってした行動って
別に誰にも頼まれていない。;;

これまで
「人のために」良かれと思って
してると思っていたけれど

結局は「自分のために」していた
ことに気がついた。

誰からも求められていないのに
人に誤解されたくないからと、
笑顔を選択したのは自分。

これを妥協策だと思って
取り繕って生きていたのも自分。

その自分を批判されたり
馬鹿にされて
「これは本当の自分じゃないのに！」
「あなたのためにやってるのに！」
って怒りを感じるくらいなら

初めからありのままの自分で生きた方が良い。

素の自分でいることが自分への愛

素の自分を出してしまったら
相手が嫌がるんじゃないか
嫌われるかもしれない
常識がないと思われるかもしれない

それが不安になることもあると思います。

でも
それを嫌がる人も勿論いるけれど、
そんな自分を好きでいてくれる人も
絶対にいる。

偽った自分も同じく、
それを不快に感じる人もいれば、
それを好む人もいる。

愛想笑いする自分を
「いつも笑顔で素敵ね」という人
「笑って誤魔化すなよ（笑）」と嘲笑う人

結局人の評価なんてバラバラで
そこに焦点を合わせに行く必要はない。

というか合わせに行くことは無謀。

でも、
自分自身が気持ち良い状態に
持っていくことはできる。

それと、
どんな時も正直な自分でいることは
自分に対する最低限の礼儀でもあり
愛だと思う。

素直な自分が批判を受けたとしても
「でもこれが自分だから」と
納得ができる。

偽りの自分だと、
批判を受けると悔しさや
見返りを求めてしまう。

素直な自分でいることって
損なようで結果的には得なんだなって

こんな当たり前のことに
やっと気がついた。

気にしすぎてしまう人へ

きっと気にしすぎてしまう人は
嫌われたくないって
感情もあるかもしれないけど、

根本的には
相手のためを思ってたり
調和を大切にしていて
優しさを持っているのだと思う。

でもそれが故に
空気を読みすぎて
自分を見失ってしまっている

そんなパターンが
多いのではないのかと。

そんな人にはぜひ
「自分は本当はどうしたいか」を
都度自分と相談して、
感情や行動を選択してほしい。

きっと自分を偽ることが
当たり前になっている人って
そういう問いかけをしても

「わからない」が
一番初めに出てくる。

でも、
その「わからない」に対して
「じゃあなんでわからないんだろう」
「何がわからないんだろう」
って対話をしてみてほしい。

そしたら、
感情を打ち殺してきた過去や
荒波を立てることを避けるように
なった経験など
いろんな過去が湧き出てくる。

だから初めは怖いかもしれない。

それでも
自分の感情に素直になる練習を
少しずつでもしてくと

取り繕ってた自分の殻が
剥がれていく。

私もまだその途中です。

自分を偽り続ける＝
妥協した自分を選択し続ける
ことだと思うんだけど、

それって本当に損だし
もったいないと思う。

妥協した自分ではなく
最大限の自分を選択できるよう
気づきがあれば
またシェアしたいと思うので
気づきになれば嬉しいです=)