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時間を贈るということ

大切な人にプレゼントをしたいと思ったとき、どんなものをあげようと考えるでしょうか。

若いときはお金はないけど時間はあるから手作りの何かをと考えるだろうし、年を重ねたら時間はないけどお金はあるから高価な価値のある何かをと考えるでしょう。

プレゼントって贈る人の気持ちと受け取る人の気持ちがどこかで一致しないとWin-Winな関係になりません。だから、贈る人は相手の欲しいモノを知りたい、けど面と向かって聞けない…みたいなやりとりがTVドラマや映画などで1シーンとして描かれることも多いです。

受け取る人って何をもらえばうれしいんですかね。
価値のあるもの?受け取る人が欲しいと思っているもの?おかね?
いろいろあると思うんですが、私はその中に贈る人が受け取る人のために使った時間を入れたい。

お金でモノを買うことも、モノを自分の手で作ることも、プレゼントは物体。

でも相手にかけた時間を贈るというのは、その人ことを本当に考えて動いた証の気がするんですね。

お金もモノも稼ぎ直す・買い直す・作り直すことはできても、時間だけは取り戻せない。その大切な時間を大切な人のために使う、という行為自体がすでに受け取る人に向けての最高の贈り物だと思うんです。

でも受け取る人はそれにまったく気づいてくれない(笑)。いや、あとになって「あのとき贈ってくれたのは贈る人の時間だったんだ」と気づくかもしれません。

お金もモノも送らないけど私の時間をあげるよ。

そんな都合のいいプレゼントは何とも思われないかもしれませんが、やっぱり最高の贈り物だと思います。そして大切な人にどれだけの時間をかけられるか?は、日常的にプレゼントできる唯一のノーコストのものだと思います。

だって自身の決意だけあれば自分の時間を贈ることが可能になるので。

そして、時間というプレゼントに常に気づける人になりたいと思ってます。

#毎日note #生活 #プレゼント #時間 #お金 #モノ #時間を贈る

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