東大に通っている大学生です。Twitterではある程度フォロワーさんに見られることを意識して書くので、自分なりには物足りないんですよね。

140文字しか書けないので何か意見を表明するには短すぎるし、ダラダラとツリーをぶら下げていくのもみっともないですよね。だからこそこんなところで思うことを書き連ねているわけです。

学生という職業

職業欄に学生とか大学生とか書くときってありますよね。学生って職業ではないよな、なんて思いつつ学生を選択するわけです。無職って書くとなんか変だし。

無職と学生を区別するためなのはわかるんですが、「職業」として学生を選択するのはなんだか気持ちが悪いというか笑

強いて言うなら社会的立場の欄なわけですよね。でもちょっと生々しいし、意味が不明確になるから職業として聞くわけです。

こんなことはよくある話で、多くの人にとってわかりやすいようにすると、残りの少数の人にとってはなんだか変な感じがしたり不便になったりするわけです。(もちろん職業欄ごときでは大きな問題は発生しませんが。)

例えば今話題のLGBT問題だってそうで、そもそも問題の名前自体に議論がされます。

LGBTなのか、LGBTQなのか、それとも

こんなのは正直言って些細な問題なわけです。と言ったら怒られるかも知れませんが、LGBT問題と言えば、性的マイノリティ全般を支援しようという話であるはずです。そりゃもちろん、LGBTに含まれない方々からしたら不本意ではあるでしょうが、そんなの言い始めたらキリがないわけです。

LGBTQQIAAPPO2Sとか聞いたことあるかもしれませんが、こうなるとどう考えても呼びにくくなりますよね。(ネタにされている文脈でばかり使われているような気がするので、本気で使われているところはなかなか見ませんが。)

この略称(?)の一番いけないところは、こんなに文字数を増やしたのに根本的には解決ができなかったわけです。だってLGBTQQIAAPPO2Sに含まれていない人からしたら、それはLGBTと呼ばれるのとなんら変わらないわけです。

じゃあどうすればいいか？それは性的マイノリティ問題と呼んであげればいいんです。マジョリティ以外の人がマイノリティなんだから、全員が含まれているわけです。

結局ここまでで何が起こったかといえば、「LGBT問題」と呼んでいたものが差別的(?)だったために「性的マイノリティ問題」と改名されたわけです。これが悪いこととは言えませんが、LGBTに含まれないような性的少数者という本当に数の少ない人たちのために、割と言うのがめんどくさい(笑)くらいの名前になってしまったわけですね。

学生達のQQIAAPPO2S活動

学生達は職業欄では「例外」として扱われています。これに対して気分を害した学生が「差別だ！」と抗議すれば、我々学生もQQIAAPPO2Sの方々のように権利を獲得できるでしょう！笑　(冗談ですよ)

でも、「職業欄」に代わるような、もう少しうまい名前がありませんかね？笑
結局言いたかったのはそれだけです。