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恵まれてるのに仕事がしんどい

「仕事がしんどい」というのは
程度は違えど、多くの人が感じている事だと思う。

私も、仕事がしんどい。
でも客観的に見ると、定時で帰れてるし、上司や顧客に怒られることは滅多にないし、仕事内容は得意を活かせているし、とても恵まれた環境にいる。「これ以上何を求めるんだ?」という感じ。

少し前までは「嫌いな上司がいなくなりさえすれば」と思っていたし、その前は「事務作業さえなくなれば」と思っていた。

今はそのどちらも叶っている。
嫌いな上司はもう事務所内にいないし、苦手だった事務仕事は減って、主な業務は広報だ。

もう満足して、幸せに働いてくれないとおかしい。でも、何かが足りてない気がする。

仕事がしんどい理由

「しんどい」という気持ちに陥るには、なんらかの理由があるはずだから、しんどさを分解してみる。

①仲間がいない

まずパッと思い浮かぶ1番の理由は
「仲間がいない」だと思う。
「ここ、どう思いますかー??」とか
「次の◯◯、どうしたら良いですかねー??」とか
気軽に喋れる仲間がいないのが寂しい。雑談要員がいない。

同じ目標に向かって行動して
同じように責任を感じてくれる仲間がいたらなー
という気持ちがある。

今も座席上、人間は存在してるけど、会話する感じではないし、業務が別だから仲間という雰囲気でもない。何かを聞いたところで他人事だし、親身なアドバイスは期待できない。

見渡せばこんなに人がいるのに、私はひとり…
というのがしんどいのかもしれない。
同じ熱量で伴奏してくれる運命共同体がほしい。

②退屈

退屈なのもしんどい原因かもしれない。
1人でやれる業務を2人で割っているから、シンプルに暇。もっと忙しい方が気が紛れて良い。

「暇だなー」「無駄な時間過ごしてるなー」という気持ちでいる時間が長くて、退屈している。

③理想高すぎ

あとは理想高すぎ問題もある。

私の中で「仕事は常に楽しくなければいけない」という思い込みがある。たぶん世の中が「自分らしく働こう!」とか「生きがい創造!」とか言うから、仕事は楽しくやれるのが正解だと刷り込まれてしまったんだと思う。

実際、仕事を終始楽しんでいる人なんているんだろうか。いたとしてもほんの一握りだろう。

「あーイヤだ」「めんどいなー」と言いながら出社する【死んだ魚のような目をした大人】に対して、世の中は蔑みの目を向けるけど、実際、子供の頃から学校に行くときは「あーイヤだ」「めんどいなー」と言いながら渋々通学していなかっただろうか。

通学は我慢できて、通勤は我慢できないなんて
会社に対して夢見すぎと言われても仕方ない。

まとめ

仕事がしんどいなーという気持ちで帰ってきたけど、客観的に振り返ると、別にしんどいことは何もない。むしろ恵まれている。このうっすらとしたしんどさは、本当の気持ちだけど「皆んなそうだよ」「我慢するのが当たり前なんだよ」で乗り越えられる範囲なのかもしれない。

2024/05/01_20

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