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ナオコライフ②6 夏草の匂いに満ちて

2023.7.29

朝一杯のコーヒーを飲み、目を覚ます。今朝も、コーヒーがおいしい。昨日、新しいオラクルカードが届いて、開封して一枚一枚見て楽しみ、今も引いていたけれど、オラクルカードはしばらくはいいかなと思った。それより、タロットの解釈を広げることを勉強したい。

今日も暑いけれど、なんだかんだで暮れてゆく。タロットの勉強したり、タロット動画見たり、そんなことばかりしている日々。夢中でやっている。

台所にいると、家の中を風が抜けて気持ちがいい。この家は夏過ごしやすい日本家屋だから、夏の苦しさを感じないで暮らしている。今晩は、枝豆と豚肉料理を作る予定。

裏の川の上流で花火をやっている。音だけが聴こえてくる。風流な音。


2023.7.30

早朝四時半、コーヒー飲んでいると、川沿いの方の開けてある窓からは鳥のさえずりが聞こえてくる。世界はもう動き出している。タロット一枚引きしたら、「太陽」が出た。今日一日が豊かな日になりますように。

朝ウォーキングに川沿いの草むらを歩く。夏草の匂いに満ちていて心休まる。至るところで蜘蛛の巣にひっかかる。

草むらの中に小さな朝顔が咲いていた。

あなたに会えることは生涯ないと思うけれど、もし会えたなら、あなたは素晴らしいお仕事をしていますって真っ先に伝える。その瑞々しい感性でどれだけのことを届けてくれているのだろうと、改めて思った。わたしは迷える人だから。

午後半ば過ぎにカフェへ。今日は、オーナーさんとカードのことで議論になって、二人でわなわなしていた。これからどうしたらいいのか?どうやっていくのか?どんなスタンスで?一人でもやもやと考えていた部分を二人で話した。オーナーさんもカードをやってるからだけど、いろんな問題があって、今もってまだ話足りないけど、とにかく問題だらけで、でも今カードを楽しんでいるという事実は否定しないでもらいたい。とにかく、今夢中で勉強したいという意欲をもぎとらないでもらいたい。最後は落ち着いて話して帰ってきた。ナオコさんとは大丈夫だあ、といっていた。ケンカしても大丈夫という意味。また来ます、といって帰ってきた。カードの問題は深い。ここでは書ききれない。

今晩も花火があがっている。


2023.7.31

まだ夜中の三時前。換気扇をつけて暑さをなんとかする。麦茶しか飲めない。タロットをやっていく上で必要なことを教えてください、という問いを立ててタロットカードを引いた。「成功と繁栄」のカードが出た。オラクルカードからは、「知恵」 「愛 」と出た。なんだか わからないが、譲らないわたしがいる。昨日はオーナーさんと議論になったけど、あなたとわたしは別人だから、いっしょのやり方にしないでくださいとしきりに思っている。あなたのやり方にあてはめようとするのはやめてください、と。カードの先輩だけど。

朝方寝入ってしまい、遅い朝ごはんになる。

わたしは年金をいただいているから、人並みに働けないし、稼ぐことができない。稼いだら、年金はいただけなくなる。この状況にどれだけありがたいと思っているか表現しきれないし、どれだけ不自由な境遇にいるかとも思う。いつも夢中になることができるたびに、ここで足枷になって何でも趣味でとまってしまう。どうやってもプロになれないのだから。この問題が本質的で、障害をもって生きるということにつながっている。どうしたら、ここの壁を超えることができるのか、この生涯で超えることができるのか。








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