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アート

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第四話!

ガチャ!

「おっ!」
「気づいたか」
「丸1日も寝てたんだぞ」
男が近づいてくる

「ここは…」

「あー俺の信頼できる病院だ」

「改めてありがとう。」
「俺は門倉。よろしくな」

「大丈夫か?」
「まずは飯でも食うか?」

壁にかけている時計の針は午前10時を指している。
門倉という男性は面倒見が良さそうだ

「じゃあお願いするよ」

数分後
パンと珈琲が運ばれてきた。

「君の名前は?」

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第三話!

やった!

カウンターの向かいには出口がある
痛みを抱えながら出口へ向かう

病院を出るその時

バン!

また銃声が聞こえた
病院の奥からだ

私は急いで逃げた

病院を出たところの
すぐ壁際にうずくまっている人がいる

「おい!」
「大丈夫か!」
言葉にズキっと頭が痛みながら
近づいた

30代ぐらいの男性のようだ
近づいてみると小刻みに震えていた
「銃声が!」
「怖い!」「怖いよ!」

私は

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第二話!

確かに銃声だ!

不安が過ぎりだるい身体を起こす
頭の痛さは治っていない

地面に足をつけ
部屋の扉を少し開ける

L字の廊下になっていた

扉から顔をだし

あの銃声はなんだ?
誰か撃たれたのか?
撃った奴はいるのか?
ここにいたらどうなるんだ?
部屋からでて逃げたほうが安全なのか?

色んな考えが頭を過ぎる

怖い
ここに居るのが怖い

逃げ出したら

私も見つかり撃たれてしまうかもしれない

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第一話

「ん…ここは何処?」

窓から陽が指し目を覚ました。
墓焼けた瞳に白い天上が映る 。ここはベット

「痛っ」
激しい頭痛がする。
手を頭にあてると包帯がまかれていた。

何故ここにいるのか。頭に怪我をしているのか全く覚えていない。

13時
ガチャ
扉が開き看護師が入ってきた。

「あっ!」
「気がついたんですね」
「頭大丈夫ですか?」
看護師は話しながら近付いてきた

「ここは?」

「私の格好

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