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【界遠州・周辺グルメ】ウナギのお刺身(毒抜き)

ちゃんとウナギの味がする!?

初めてウナギの刺身を食べた時の衝撃が強く、かつ、美味しかったので記録します。味は、「蒲焼き食べた時に鼻から抜けるあの味がする!でも生の食感とみずみずしさ!」といった感じで、いつものウナギの味がしっかりと認識できるのが、驚きでした。ウナギを食べてウナギの味がするというと当たり前に聞こえますが、食べれば言いたいことわかってくれるも思います笑

なぜ目にする機会が少ないのか

それはタイトルにもある通り、ウナギの血液に有毒な成分が含まれているからのようです。この毒は加熱することで毒性を失うので従来の蒲焼きや白焼きなどは問題ないとのこと。生で食べる場合は血抜きが必要なので、多くの店で数日前までの予約が必要になっている印象です。

"中毒症状:ウナギの新鮮な血液を大量に飲んだ場合、下痢、嘔吐、皮膚の発疹、チアノーゼ、無気力症、不整脈、衰弱、感覚異常、麻痺、呼吸困難が引き起こされる。死亡することもある。
毒成分:ウナギの血清毒は100 kDaのタンパク質。60℃、5分の加熱で毒性を失うので、通常の加熱調理をすれば食品衛生上の問題はない。
備考:血清が目や口に入ると激しい灼熱感や粘膜の発赤が、傷口に入ると、炎症、化膿、浮腫などが引き起こされる。こうした症例はウナギ調理人の間では有名で、ウナギ血清毒は食品衛生よりむしろ公衆衛生の点で問題。

最初のウナ刺しとの出会い

2018年に友人との恵那山登山の際、せっかくの遠出だからグルメも満喫しようということで復路で浜松まで足を伸ばすこととしました。最初は無難にうなぎの店を探していましたが、何の気無しに「うなぎ 刺身」と検索してみたらヒット。うなぎの刺身を食べられて、新幹線浜松駅に近い店ということで魚魚一さんにお邪魔しました。

とりあえず、席とうなぎの刺身だけ予約しておきました。そして、当日食べたうなぎの刺身がこちら。

お高い魚を、鮮度重要なお高い食べ方で食すので、値段は安くは無かったと思います。しかし、一口食べて、驚きです。見た目が白身なのであっさりかと思いきや、うなぎの味がしっかりと認識できます。ボキャ貧なのは自覚しますが、本当にうなぎの蒲焼き食べた時に鼻から抜けるあの味がするのです。大事に日本酒と共に頂きました。

一緒に頼んだお料理も載せておきます。全て美味しくいただきました。

白焼。焼くと香ばしさが出て、また、脂も感じやすくなり美味しいです。蒲焼きよりは圧倒的に白焼派です。
珍味3種盛り合わせ。鯛わた、かにみそ・ホタルイカ沖漬け。だったと思います。

2回目のウナ刺し

2回目は2022年に、私の好きな旅館、星野リゾート界遠州へ行った時です。他の出費を極限まで抑えて現地で使い果たす散財旅行です。せっかくなので地のものを味わい尽くすべく、1日目の昼食も地元で何か食べようということでうな慎さんを予約しました。

うな慎さんのウナ刺しがこちら。感想は1回目と同じです。ウナギの刺身を食べてウナギの味がして驚くというトンチの効いた展開でした。

その他食べたのがこちら。

白焼定食、お酒でなくごはんと食べるのも美味しい。

まとめ

ウナギの刺身はウナギの味がしました(意味深)。

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