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甘えと委ねの違い

今世で伝えること(教えること)を生業にしてきて数十年。
興味のあることを学び、それを人に伝えることで、さらに深く学ぶことができる。
螺旋階段のように、知識と経験が重なる喜びを感じる。

何かを学ぶときに大切なのは、どの師(先生)に教えを得るか・・・である。
当然好きな先生に教えてもらった方がいい。
嫌いな先生に教えられてもそのこと自体が嫌いになってしまうリスクがある。

そして、好きな先生でも、「甘えられる」先生ではなく「委(ゆだ)ねられる」先生につくべきだ。
「甘える」「委ねる」は大きく違う。
先生の違いではなく、先生に教わる自分の精神の違いである。
「甘える」は生徒の精神が自立していない。
しかし「委ねる」は精神が自立していて、先生を信頼している。

これは、私が アシュタンガヨガのマイソールでプラクティスをしている時にも心掛けている。
委ねられる先生のもとで練習をする。
先生にアジャストされる時、声をかけられた時、常に委ねる(自分が自立し、かつ師を信頼する)気持ちで受ける。
そうするとマインドが安定し怪我をしづらくなる。
※ちなみに、言い訳をしたりするのは完全な甘えである。

皆さんは先生に委ねているだろうか?

私も委ねてもらえるヨガのお伝えをしていきたいと思う。

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