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812.それでも、不完全の中の完全なんだ、と信じれるようになった。そう、人生が逆さまになった日。

Even so, I have come to believe that it is perfect in its imperfections. Yes, the day my life turned upside down.

【お馬鹿なcoucouさんのホスピタリティ論㉝】

 

©NPО japan copyright association Hiroaki

1.不完全な完全imperfect perfect


考えて見たら、
When I thought about it,

ずいぶんと、誤った人生だった。
When I thought about it,


何度も、
Many times,

何度も、
Many times,

間違えて来た。
I came by mistake.


そのために、
for that,

馬鹿にされたり、
Being made fun of,

誤解されたり、
be misunderstood,

恨まれたり、
Being hated,

憎まれて、
Being hated,

生きてきた。
I have lived.

誰も、信じちゃあくれないよね、
No one will believe me,

お馬鹿なんだもの。
What an idiot.


考えて見たら、
When I thought about it,

ずいぶんと、酷い人生だった。
It was a pretty rough life.

何度も、
Many times,

何度も、
Many times,

酷すぎた。
It was too cruel.


怒られて、
I got angry,

怒鳴られて、
I was yelled at,

疑われて、
suspected,

信じてもらえなくて、
I can't have you believe me,

誰からも相手にされなくて、
No one treats me,

そのために、
for that,

社会的制裁もいただいた。
We also received social sanctions.

ダメージ?
damage?

そんなもんじゃあない。
It's not like that.


この世を去る以外解決の道はないんだもの。
There is no solution other than leaving this world.

そうすれば、みんなは許してくれるのかもね、
Maybe everyone will forgive me if I do that.

諦めてくれてね。
For giving up.


©NPО japan copyright association Hiroaki

でもね、
But you know,

それでもかまわないよ、
It doesn't matter, though.

その通りなんだもの。
That's right.

誰もが価値なんてないと思ったかもね。
Maybe everyone thought it was worthless.


でもね、
But you know,

それでも、
nevertheless,

coucouさんは自分には生きる意味があって、
Coucou, I have a meaning to live.

生きる価値があるんだと信じた。
I believed that life was worth living.


自分の悪いところなんて、
What's wrong with me,

全部、わかっているよ。
I understand everything.


だけどね、
But,

それでも、
nevertheless,

自分の考え方を、
my way of thinking,

簡単には、変えられなかったんだ。
It couldn't be changed easily.

人のためにね。
For people.


それでも、
nevertheless,

coucouさんはね、自分には生きる意味があって、
Mr. coucou, I have a meaning to live,


生きる価値があるんだと信じたんだ。
I believed that life was worth living.


人はみな、
All people are

coucouさんのことを、不完全だという。
Coucou is said to be incomplete.

人間失格だと、怒鳴る。
He yells that he is no longer a human being.


でもね、
But you know,

それでもかまわないよ、
It doesn't matter, though.

その通りなんだもの。
That's right.

反論なんて、
What a counterargument,

何にもないよ。
There's nothing.

だって、その通りなんだもの。
Because that's just the way it is.


ああ、人生の最低ってこんなもんなんだ、と思った。
Ah, I thought, this is what life is like at its worst.

神さまなんて存在していないし、
God doesn't exist,

誰も助けることなんてできやしない。
There's nothing anyone can do to help.

それだけ酷いことをしてしまったんだもんね。
That's how terrible I've done.


©NPО japan copyright association Hiroaki

でもね、
But you know,

こんな自分に対して、
To myself like this,

信じてくれて、
Thank you for believing in me,

心配してくれて、
Thank you for your concern,

待ち続けてくれて、
Thank you for keeping waiting,

愛してくれる人がいた。
There was someone who loved me.


たったのわずかな人だったけれど、
Although there were only a few people,

その人たちが、
Those people are

何もできない、
I can not do anything,

わかっていて、救うこともできない、
I know that I can't save you,

苦しさが伝わってきた。
I could feel the pain.

こんな不完全で、
So incomplete,

たくさんの人に迷惑をかけた自分をね。
I was the one who caused trouble to so many people.

それでも、YES、
Still, YES,

生きてほしい、
I want you to live,

生き続けてほしい、と願われた。
I was asked to continue living.

こんな自分に価値があるの?
Do I have any value like this?

その人たちは、価値を見出してくれた。
Those people found value.


野良犬のような、
Like a stray dog

何にもない、
Nothing,

何もかも失ったcoucouさんは、
Coucou, who lost everything,


それでも、自分に価値があるんだということを、
Even so, I know that I have value.

教えてくれた。
told me.

それでも、
Still, YES,

私には愛する人が残ってくれた。
I have someone left behind that I love.

こんなにも、
So much,

不完全な自分は、
My imperfect self is

それでも価値があって、
Still worth it,

完全なんだと思えるようになった、
I started to feel complete,


coucouさん、40歳の頃。
Mr. coucou, when he was 40 years old.


そう、
yes,

それでもcoucouさんは、
Still, coucou

不完全の中の完全なんだ、と信じれるようになった。
I have come to believe that I am perfect in imperfection.


そう、
yes,

人生が逆さまになった日。
The day my life turned upside down.


Ⓒお馬鹿なoucouさんの逆さま論から
ⒸFrom stupid oucou's upside-down theory

©NPО japan copyright association Hiroaki

2.どうしても伝わらない言葉たちWords that can't be conveyed


最近は情報ツールが発達してか、すべてにおいて便利になったと多くの人がいうよね。スマホで簡単に撮影したり、すぐさま画像が送れるようになったり、ゲームができたり、好きな音楽が聴けたり…。

何よりも電車の中や街を歩けばみな、スマホを見ながら、メールやラインをしながら歩いている人をよく見かける。確かに便利な世の中だよね。車の運転、自転車やオートバイに乗りながらスマホをしているのは問題~

でもね、便利になればなるほど不便なことも多くなってきているのに気づかない?さらに生活だけではなく、仕事も便利になればなるほど忙しく時間に追われてきてはいない?

今までの通信のシステムは、文書であれば手紙。言葉であれば電話が唯一の手段だった。それが今では、パソコンの電子メールを含めて、通信手段を自らが選択し、瞬時に連絡や情報を送ることができるようになった。

だけと、これらの情報には大きな落とし穴もある。
それは便利=不便という関係。
情報って、ものすごいスピードで瞬時に伝えることができる反面、相手の顔(心)がまったく見えないことだよね。たとえば、アドレス名がわからなければ相手が誰だかわからなし、文体がバラバラであれば相手の気持ちを感じることがはできない。つまり、相手が誰だか何を言いたいのかがわからなくなります。

それに言葉は不思議なもので、会話と文章とではまったく受け取り方が違うよね。たとえば、「あの人は馬鹿みたい…」と会話の中で笑顔で言うのと、メールで「アノヒトハ、バカミタイ…」と言うのとではまったく受け取り方が違うのがわかるよね。
最近の若者は、「死ね!」という言葉を冗談で使っているようですが、メール上の「シネ!」という言葉にはその人の感情はまったく伝わらないし、受け手によっては、受け手の心の持ち方によっては深く傷つける場合がある。

また、用件だけでの人も多くいる。用件だけの、伝言だけの言葉って、ものすごく冷たく感じられ、やはり最低限度の感情表現のない言葉は相手に失礼だと感じる。

さらに発信者の自分だけはわかっていて、相手には意味不明な言葉もあり、言葉はよくよく考えて表現しなければ、便利な反面、まったく相手に伝わらないという弊害も起っている。
やっぱり、言葉や文章にはどんなに通信媒体が変わろうとも、あたたかさや思いやりを伝える「好意」「敬意」が必要だよね。メール文ってね、一般の手紙文章と変わらないものだと思う。
自分だけがわかっていて、相手には伝わらないメール文も多いけれど、それって、ツィッターや友達同士のラインと勘違いしているよね。
説明のない文って、困るよね~

このように便利になればなるほど、感情表現が不足し、不便になり、伝わりにくくなってしまうのがわかる。

©NPО japan copyright association Hiroaki

3.返事がないなんておかしい、と思う人たちPeople who think it's strange that there's no response


また、こんな問題もよく発生しているよね。

「メールをずいぶん前に送っておいたのに返事がない…」

「見てくれた…」「○月○日にちゃんと送ってある…」

「返事がないなんて失礼だ…」

「せっかく送ったんだから、届きましたありがとうございますと返事ぐらいくれてもいいんじゃあないか…」

「なんで返事をくれないのか…」

このようなケースによく出くわすよね?よく、すぐさま返事がないと文句を言ったり、怒る人も多いと思い?もし、大切な内容なら確認してもよいかと思うのだけど、メールは出せば伝わっているもの、絶対のものと思い込んでいる人は多い気がする。

言葉を送る、文章を送るってね、本来、送る側の問題で、受け取る側にも確かに問題はあるけれど、送る側だよね。
「見て欲しい」「読んで欲しい」「返事がもらいたい」という送る側の都合なんだから。
「返事がない…」「見てくれていない…」というのもある意味、送る側の都合だということを人は忘れてしまっているようだね。

『返信無用』の一方的なものなら、いざ知らず、『返事をくれ!』ではなく、『返事をいただきたい』というお願いする側の送り手なのに、威張り、怒るという珍現象。

どうしても返事をもらいたい大切なことならば、送る側が「見ていただけたでしょうか…」「見てもらえませんか…」というのが本来の姿なのに、「どうして見てくれないのか?」「どうして返事をよこさないのか?」になっている、おかしいよね~

これは何も仕事関係だけに起っている現象じゃあないよ。友達関係や、日々の生活の中に起っているメールの問題点。

なかにはこんな人も多くいる。
一方的に膨大なメール文章を送ってくる人。

プリントアウトするだけでもA4サイズ10枚ぐらいにびっしりと文章が入っている、もっと多い人もいる。
メール文は横書きだから詰まった文字を読むのは一苦労。
あまり興味のない内容であれば読むだけでもウンザリだよね。
FAXでも重要な書類でなければ十枚を超える量は多すぎます。

このように瞬時に大量のメール文章を送れるので、確かに便利だと思うのですが、受け取る側にしてみれば大きな迷惑。
そして、「見てくれましたか?読んでくれましたか?」はとても失礼だよね。それに目の前のパソコンを日々仕事で画面を見続けている人ならば別だけど、一般人はそこに日々しがみついている訳じゃあないもんね。

どう?返事がないからといって文句を言ったり、怒ったりする人がみなさんの回りにはいない?

世の中間違っているよね。

文章や、言葉のメールで嫌な思いをしている人がどのくらいいるかなあ?相手の事情や都合を考えている人がどのくらいいるのかなあ…。
何も説明だらけにする必要はないけれど、短い分ほど伝わりにくい。
もし、noteのコメントもそうだけれど、メールや問い合わせなども短ければ短いほど相手には気持ちも内容も届かない気がする。

 

©NPО japan copyright association Hiroaki
©NPО japan copyright association Hiroaki©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

情報が発達すればするほど、世の中が便利になればなるほど、不便、不自由になる気がする。映像や文字、文章なども一方的に垂れ流し状態。何が真実で何がフェイクなのかもわからない。

4.好意と敬意あるホスピタリティGoodwill and respectful hospitality

年が変われば年賀状。この9月が過ぎて10月になると、デパートやお店関係は秋一色となる。それが終わればすぐさま年末と新年が訪れる。この10月から12月って毎年凄く早い気がするよね。

そして、あっという間に年賀状の季節。これだけ情報が発達しても年賀状というアナログはあいかわらず残っている。ほとんどの若い人たちはスマホ年賀状だけれど、1年に1回のことだから、せめてお世話になった人にご挨拶だけでも、63円切手に思いを込めて送っている。


時代は発達し、パソコンは普及し、写真屋さんや、印刷屋さんの稼ぎどきでもあるけれど、年賀状ほどつまらないものになってしまったことに気づかない?

誰もが簡単に美しく、写真ですらデジカメで美しくキレイに撮れ、最近では白黒よりも、カラー年賀状が増えてきた。
1年に1回の年賀状をもらってウレシイと思う人はどのくらいいるのかな?
1年に1回だから、こんなものでいい。
一応、出しておかないと失礼だから…。
そんな年賀状ばかり?
「わたしはそんなめんどうくさいことなんてしない、メールで充分よ、安上がりだし、楽だし…」そんな人も多くなったよね。

だけど、便利になればなるほど、思い、想いや、気持ち、心を失ってしまっているような気がする…。

ペンを持たなくなった人たちには、すべて手書きでは大変。
だけど、印刷されたものでも、
わずか一行でも手書きの文が入っていたらどう?

もしくは手書き文章を印刷したり、プリントしてみたらどうかな?
受け取る側はその文字がたとえ下手くそであっても、
じっとその一点を見るよね。

そして、その一点は、その人の気持ちとして伝わり、きっと喜ばれるはずだよね。手書き文字ってそれだけ伝わりやすいことがわかる。
それぐらい手書き文字って見かけない時代になった気がする。
手書き文字って、どんなに短い文であっても、たとえ印刷されてあったものであっても、必ず心が伝わるはずだよね。

だから、送る側は、常に受け取る人のことを考えて送る必要、伝える必要もある。今の時代、なかなか自分の気持ちを伝えることのむずかしい時代。今こそ、伝えることを真剣に考える時代に突入したといえるね。

あとわずかで、「好意」「敬意」をもって相手と接する、ホスピタリティ・ライツの伝える力。いよいよ、後9回で最終章。
次は、再度「お馬鹿なcoucouさんの逆さま論2.」を再開~

ここまで読んでくれて、ありがとう~
もう少し、おつき合いくださりますようお願い申し上げます。

また、あしたね~


 coucouさんはね、「スキ」な人に「スキ」を送り続けている。たとえ、作品が未完成であっても、内容だけじゃあない、絵だけが好き、言葉だけが好き、文だけが好き、写真やイラスト、絵だけが好き、その人が「スキ」、そんな「スキ」にも憧れている~
だから、どんな形でも「スキ」は「スキ」~
だって、「好きな人」に「スキ」が言えるんだものね~そんな「スキ」もいいなあ~

でも、伝わらない「スキ」もあるんだね~


 文字数7,881文字

【和訳】In the Stars - Benson Boone【洋楽】

coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~

coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~

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Character design©NPО japan copyright association Hikaru


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