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912.だって、今日は、素敵な、素敵な、クリスマス・イブなんだもの。

After all, today is a wonderful, wonderful Christmas Eve.

【お馬鹿なcoucouさんの逆さま論91】


©NPО japan copyright association 

1.54番目の100の心の言葉.54th 100 heart


人って、
People are

悪くなることばかり、
It's only going to get worse,

信じているよね。
I believe you.



物事を、
things,

悪い方へ、
To the bad one,

悪い方に、
For the worse,

解釈してしまうよね。
You can interpret it.


本当は、
Actually,

とても、
very,

良いことなのに。
That's a good thing though.



本当は、
Actually,

とても、
very,

素晴らしいことなのに。
That's wonderful though.

悪い方へ、
To the bad one,

悪い方に、
For the worse,

導かれてしまう。
I am guided.


まるで、
as if,

心が吸い込まれるように、
So that my heart is absorbed,

その渦に引き込まれてしまう。
I get drawn into that vortex.


でもね、
But you know,

誰も、
no one,

明日のことなんて、
What about tomorrow?

わからない。
I don't know.

誰も、
no one,

明後日、明々後日のことなんて、
The day after tomorrow, the day after tomorrow,

わかるわけがない。
There's no way I can understand.


預言者だって、
Even the prophet

未来のことを、
about the future,

わかる人なんて、
Who knows?

いないよね。
There aren't any.


そんな、
Like that,

わからないことに、
What I don't understand is that

心を惑わされて、
My heart is deceived,

心を振り回されて、
My heart is tossed around,

心が乱されるなんて、
My heart is disturbed,

許しちゃあいけないんだよ。
I can't forgive you.

だって、
Because,

あなたが思う、
you think,

悪い方に行くわけが、
It's going to be bad,

ないのだもの。
There isn't one.


©NPО japan copyright association Hiroaki

だからね、
So I,

今度はね、
This time,

ほんの少しでいいから、
Just a little bit is enough,

良いことを、
Good things,

良きことを、
Good things,

信じてみない?
Why not believe it?



物事を、
things,

良い方へ、
To those who are good,

良い方に、
For those who are good,

無理に、解釈する必要はないよ。
There's no need to force yourself to interpret it.


ただね、
Just,

ほんの少し、
Just a little,

ほんのちょっぴりで、
Just a little bit,

いいんだ。
it's alright.

良きことを、
Good things,

信じてほしい。
I want you to believe me.

きっと、良いことさんがね、
I'm sure something good will happen to you.

返事をくれるはずだから。
I'm sure you'll get a reply.



だって、
Because,

今日は、
Today is

素敵な、素敵な、
nice, nice

クリスマス・イブなんだもの。
It's Christmas Eve.


Ⓒお馬鹿なcoucouさんの逆さま論
ⒸStupid coucou's upside-down theory
54番目の100の心の言葉.

54th 100 heart


©NPО japan copyright association Hiroaki

2.急がなければならないときこそ、ゆっくりに。When you have to hurry, take your time.

急ぎたい、急ぎたいけれど、急げない~

いつも、急いで生きて来たcoucouさんが急げなくなった。
なんでもスロー。
なんでもゆっくり~

朝起きあがるとき、洋服を着るとき、顔を洗い歯を磨き、お化粧?
そして、トイレやお風呂とスローになった...。

本当は、こんなことで時間を無駄にしたくない、と心は焦っても、今までの生活パターンに戻れない。でも、戻りたい。

実際に、そうは思っていても不可能。

よく考えてみると、子どもの頃も遅かった。
母親に急かされながら起きて、歯を磨き、朝ご飯を食べて、着替えが遅ければお坊ちゃまのように着替えさせられた。
そして、「遅い..」「遅刻するよ...」っていわれ続けていたのを思い出す。

そう、あのときとおんなじ~

もう、あの超高速生活には戻れないし、戻りたくもない...。

でもね、こうなると、まったく景色が変わる。
そしてね、驚いたんだけれど、何よりも、ゆっくり動くと、心もゆったりとしはじめてきた。

まわりの人たちの忙しさや速さがよくわかる。
せかせか、せこせこ、あわてて、あせって、みんな高速で動いているのがスローモーションのように感じる。
街を歩いている人たちの歩く速度、子どもたちの歩く速さ、自転車も早い。もちろん、車だって早い。
さらに話す言葉も早口な人が多い。
スマホやパソコンの速度も速い。
食事だってみんな飲み込むほどの速さ。

あれ~
それって、今までの自分じゃあないの?

でも、もう急げない~
急いでみても、急げないんだから仕方ない。

ならば、さかさま~
ゆっくり動いてやる、ゆっくりと動き続けてやる。
そうだよね、急いでしても、ゆっくりしても到達地点は同じなんだね。
高速道路を車で制限時速で走っていると、次々に追い越される。
まるで高速道路はレース場。われ先に、1分1秒でも早く走る。coucouさんもそうだった~
でも、次の料金所でだいぶ前にcoucouさんを追い抜いた車を見かける。
不思議だよね~よく見ていると高速道路からでも周りの景色が良く見えるようになった。青い空や白い雲、そして街並み。
あれ~今まで何十年と同じ道を走って来たけれど高速運転のせいか、前しか見ていないことに気づいた。そう、よそ見なんてしていたら事故を起こしてしまうものね。だけど、全くの風景が違う。

せかせか、せこせこしていると、そばにいる人たちも、せかせか、せこせこしてしまう。coucouさんがゆるゆる、ゆっくり動いていると周りもゆっくりイズムとなる。coucouさんの事務所のスーパー女子には必ず、ゆっくりの人がいる。すると、周りもゆっくりゆるゆるしだす。

せこせこ、せかせかしても答えは同じ。

気持ちって、人に伝染するんだね。
今度は、coucouさんはこのゆるゆるイズムを感染させようと思っている~


©NPО japan copyright association Hiroaki

3.遅い、弱い、低い時代slow, weak, low times

世の中、「早くて」「安くて」「美味い」、そんなスローガンの牛丼吉野家がある。
確かに食べる時間も惜しむ時代、そして安くて美味しくなければ許されない。もちろん、高くて遅くて、不味いなんてお店は流行らない。
お客さんも待たされるとイライラ、お腹を空かしてイライラ。
調理する人も配膳する人もイライラ、みんなイライラ~だから、スピードは大事~

子どもの頃から、何事でも遅い子どもは罪人になる。
「早く~」「早くして~」「まだなの~」と怒られたり、怒鳴られたりする。そう、自分のスピードよりも、みんなのスピードに合わせない人は、合わせられない人はつまはじき…。

いつの時代から、こんな高速社会になったのだろう?仕事場や友だち付き合い、夫婦間、恋人同士だって同じ、遅いために会社を首になったり、昇進することができなかったり、駄目人間の烙印を押されてしまう。

「遅い」
「弱い」
「低い」は、黴菌扱い~

そして、
「ゆっくり」
「ゆったり」
「のんびり」
「ゆるゆる」なんて時代にそぐわない~

時代に合わせるためには、
「早いこと」
「強いこと」
「高いこと」の3拍子が求められる。

さらにインターネットの普及とともに、スマホという神さまの登場によって、さらに超高速が求められる社会となって、たくさんの人たちが落ちこぼれていく。そう、そのレールに乗れない人たちは脱落者扱いとなる。

でもね、
とっても不思議だね~
確かに、coucouさんもその3拍子で生き続けて来た。

でもね、得るものよりも失うものの方がたくさんあった気がする。
それはね、人生と言う大切な時間を味わう暇がないんだ。
子どもの頃に感動した、空の美しさ、雲の流れ、自然の移り変わり、道端に密やかに咲き誇る花々、鳥の声、新鮮な空気、川の流れや自然音、そんな時間を失っていった。
家族との団らん、子どもたちとの遊び、成長を眺める事さえ許されない。

coucouさんは、人間らしさをどんどんと失っていった…。
そう、機械にならないと生きれない。感情なんて捨てないと耐えられない。常に戦場に出向く兵士のように、生きるか死ぬかの戦争ゲームのように戦に明け暮れる。
でも、それが当たり前、それが自然。
お金がすべて、お金がなければ幸せになれない…。
「早いこと」「強いこと」「高いこと」が人生の大切なこと、と思い込んできた...。

だけどね、全部、間違いなんだよね、coucouさんの場合はね。

だって、人間にとってのしあわせは、
「ゆっくり」「ゆったり」「のんびり」「ゆるゆる」ところにあって、
「遅い」「弱い」「低い」ところに、感動や喜びが潜んでいるのだもの。

それが人生を味わう、大切なさかさまだったんだもの。
もう、coucouさんには遅すぎるのかな?
いや、いや、まだ間に合うかもしれない、今ならね~

©NPО japan copyright association Hiroaki
©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

「ねえ、coucouさん、そんなに急いでどこ行くの?」

「もちろん、幸せを求めて急いでいるんだよ。幸せだってのろのろしていたら待っていちゃあくれないもの。だから急いで追いかけているんだよ...」

「ねえ、coucouさん、幸せさんってそう簡単に逃げちゃうの?」

「当たり前だよ、チャンスはすぐさま手に入れなければなくなってしまうからね。それに、あの時にこうしておけば良かったなんて後悔したくないしね...」

「ねえ、coucouさん、目の前に幸せさんがいるのがわからない?」

「.…どこに幸せさんがいるの?どこにあるというの?coucouさんはね、見えないものは信じないのさ。幸せは形になって現れるものだもの...」

「ねえ、coucouさん、幸せさんには形なんてないわよ。どんなものだというの?」

「...…」

何にもわからないcoucouさん、何にも感じないcoucouさん。目の前の小さな幸せには一切目もくれず、信じない、信じられない。幸せは掴むもの、手に入れるものなんだもの...。」

振り返って見ると、coucouさんのそばに、たくさんの小さな幸せさんたちが、みんな哀しんでいた気がする。哀れな愛を知らない、愛されていることがわからない、わかろうとしないcoucouさんはね、そのたくさんの小さな幸せさんたちを踏みつぶし、傷つけて来た気がしている…。

そう、狂っているよね…。

coucouさんは人間らしい、娘がお小遣いで買ってきた、とっても小さな小さなクリスマスツリーとともに、はじめての幸せなイブを味わう気がする。

クリスマス嫌いのcoucouさんが、生れてはじめクリスマスを迎えることになった…

サンタクロースっているんだね~
ここに…。


©NPО japan copyright association Hiroaki


メリークリスマス~
みんな~
ここまで読んでくれて、ありがとう~

素敵な夜を、お過ごしくださいね~

では、またあしたね~



文字数5,513文字

【和訳MV】Pretty Woman/ Roy Orbison - Oh Pretty Woman (lyrics)プリティ・ウーマン主題歌


coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのお気に入りnoteの素敵なクリエイターさんたち~


coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~


Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru



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