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痩せたらかわいいって誰が言いましたっけ

インフルエンサーさんやモデルの方が1ヶ月で〇kg落としました!みたいなダイエットがよく見受けられますね。

私はあまり好きじゃない。
不自然に身体の循環を悪くしてしまったら身体がびっくりしてきっと良くない。少しずつ代謝をあげて健康に自分の好きな自分の体型に近づけるようにみなさん頑張っておられるのだろうけれど、あまり好きではないな。

痩せてりゃかわいいわけではないです。
その人にあった、綺麗に見える体型はきっとあるし、自分のいたい身体でいてくれたらいいな。

私自身、中学生の頃からずっと食問題と闘っています。それは情けないことに今も続いています。

なので今から言うことは自分のことは一度棚の上にあげて言わせていただきますね。

摂食障害は男女問わず、全ての年代で誰でもおこりうる病気です。

痩せていることや食事制限・過食・嘔吐が身体に良くはないことも、そのことによって様々な問題が生じていることも、きっと自分では気づいています。

でも摂食障害によって生じる恐怖や不安・なぜか感じて背負ってしまうこだわりの強さ、病気のせいで物事の見方や感じ方が変わってしまうこと、疲労感・満腹感・空腹感などの感覚が麻痺してしまうんです。

健康な体を維持することや安心して普通の量を食べることが難しくなります。摂食障害によって生じた考え方、物の見方、行動の仕方が、これが私の生き方であると思ってしまうこともありました。

この食事に囚われた生活はいつまで続くんだろうと辛い日々が続いていました。

どんどん体重は落ちていくのですが、どれだけ落ちても満足できなくて。ちょっとでも増えたら自分が大嫌いになる。この辛い毎日。

摂食障害から回復することで、その人の本来の自分や可能性を取り戻していこうとしています。決して自分でなりたくて摂食障害になったわけでも摂食障害であり続けているわけではないんですね。

だからわざと食べないとか、ダイエットなんて食べるだけでいいじゃないとか、簡単に変えられるものじゃないんですね。それは分かっていただきたいな。

摂食障害の前兆というかサインのようなものは子どもの中にもきっとどこかに隠れています。

最も身近な家族が気づかないこともあります。その際は、学校の担任や養護教諭が気づいてくれることも少なくないんです。

前授業でチェックシートをいただいたので少し載せさせていただきますね。

子どもが極端に食べなくなる
明らかに痩せてくる
給食を食べなくなる
朝食を食べなくなる
肉や魚・油ものを極端に嫌う
料理の本やテレビ番組に特に興味が強くなる
自分の腕や足が太いと不機嫌になることが多くなる
やせているのに以前より活発になる
マラソンなど運動を過剰にしたがる
急激に体重が減少する
やせたり太ったりを繰り返す
体重が増えることを極端に怖がる
体重が減っているにもかかわらず、「太っている」といった言動がしばしばみられる
1日のうちに何回も体重計に乗る
だぶだぶの洋服を着る(体型を隠すため)

食事に関するサインもあります。
見逃さないようにしていきたいですね。

食事に関するサイン
食事に関してこだわりの強い行動がみられる
食べる量が形式的に減る
カロリーの低い食品(野菜、海藻など)を中心に食べる一方で、特定の食べ物(炭水化物、揚げ物、肉類、甘いものなど)を拒否する
カロリーを厳密に計算する
食べ物を小さく切って食べる
いつも決まった順番で食べる
皿の上の食べ物を並べ直す
食べ物を噛むだけで飲み込まないで吐きだす
買い物の時に、カロリーや成分などの表示をとても気にする
いろいろな理由をつけて人と食事するのを避ける
全然食べていないにも関わらず、「お腹が空いていない」「食べている」と言う
食べ物がトイレ、流し、ごみ箱などに捨ててある
食べ過ぎた後に絶食している。

逆に、過食のサインもあります。

過食のサイン
食べだすと止まらない
あったはずの食べ物が短期間のうちになくなる
大量の食べ物を自分の部屋に隠している
食べ物を万引きする
食費がとてもかかる

等です。

私は、ただ今の自分は

周りや流行りに囚われて、体重の数値にのみに囚われてストレスを抱えて過剰に痩せたり太ったり、そんなのもう辞めてしまいたい。

すみません。これは自分に言っていることなんですけどね。


綺麗事と言われても構わないです。

これが、私の願いだから。

私だけじゃなくて、みんなが、自分の好きな自分をさらけ出せますように。

本日もありがとうございます。
ご自愛くださいませ。

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