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#フード 記事まとめ

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レシピやグルメ情報、料理や食文化に関する考察など、食にまつわる記事をまとめていきます。
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2022年10月の記事一覧

かつお節のまち、枕崎へ旅してきました。

新商品の九州うまみだしDOBONですが、おかげさまで順調にスタートを切れました。現在、マクアケにて応援購入/先行発売受付中です。 DOBONには欠かせない主原料「かつお節」のこだわりを皆様へ伝えたいと思い、枕崎市を訪ねてきました! 今回の商品開発において、最も大切な素材として欠かせないのが「かつお節」です。DOBONに使われるかつお節の製造工場は、薩摩半島の南端、鹿児島県枕崎市にあります。枕崎市街地を歩くと、至る所にかわいいかつおのオブジェが迎えてくれます。 枕崎市は、

再生とか、再会とか、そして再始動(リブート)とか。

台湾・台北でスタートした新しい業態「九州パンケーキのワッフル」の話題が沸騰しています。連日のメディア報道を受けて、お客さまは殺到し、全土から出店オファーが舞い込んでいます。 確認できている分だけ、記録のためにリンクを貼っておきます。 https://www.mingweekly.com/lifestyle/gastronomy/content-32291.html https://woman.tvbs.com.tw/lifestyle/34413 その他にも、Good

琵琶湖でプチェロ!

プチェロというスペイン料理をご存知? 私は知らなかった。 煮込み料理らしく、煮込み料理のコシードならスペインで食べたことがあるのだけど、プチェロは初である。 こちらは、彦根で初デートをさせてもらった唐草さん(私の勝手なる通称:てんやわんやさん)からのスペイン土産である。 (他にもいっぱいあった。コラカオまで!素敵!ありがとうございます!) プチェロというスープの素であり、裏面のスペイン語での作り方を見ながら、中にはショートパスタも入っていて、お湯で溶かせばいいという説明も

結局、「さんま」といえば、あれしか思い浮かばなかった話。

秋の味覚「さんま」。 最近は型もよくなり、脂ものって、 すこしお安くなったかと思われます。 みなさんは、「さんま」と聞いて、 パッと思い浮かぶ料理は何でしょうか。 ◯ 1つしか思いかない有様 私が真っ先に思い浮かぶのは、「塩焼き」でした。 このほぼ一択。その有様がこちらです。 記事にはしていませんが、 これ以外にも数回食べている「さんま」。 しかし、必ず辿り着く先は「塩焼き」。 (お刺身も1回ありますが、、、) ◯ たくさん調べたり、考えたり、 スー

秋の柿仕事

今年の秋は初めて「梅仕事」ならぬ「柿仕事」をすることにしました。 さて、柿自体は秋になってからはよく口にしていて、そのまま食べるだけでなく、白和えにしたりバター焼きにしたりとお料理にも活用しています。 ただこうしたそのまま食べられる柿はいわゆる「甘柿」で、「渋柿」ではありません。渋柿は生で食べると、その名の通り、渋すぎて口が曲がりそうになりますよね。 そんな渋柿を活用した食材と言えば、「干し柿」です。 あの独特のコク深い甘さはおやつにももちろんですが、酢の物やサラダにも

おうちで人力コラボカフェした話

1.はじめに 突然ですが、あなたはコラボカフェは好きですか? コラボカフェとは、特定のコンテンツ(ゲーム・アニメ・アイドルetc…)が飲食店とコラボし開催される期間限定カフェの事である 私はそれが大好きだ またアイドルマスターシンデレラガールズに登場する衛藤美紗希(えとうみさき)も大好きだ 私の夢はコラボカフェで衛藤美紗希のコラボメニューを食べ、グッズを買い、写真を撮ってその空間を心から楽しむことだ しかし衛藤美紗希はまだコラボカフェを経験した事が無い 私は常に衛藤美紗

大阪vs東京(銀だこ)の『たこ焼き戦争』を論ずる。【飯テロ】

「こんなんたこ焼きじゃないわ」 大阪出身の友達は銀だこを食べてそう言い放った。 関西やわらかたこ焼きvs外カリ中とろの銀だこ。 この戦いは今日も大阪(人)を中心に全国各地で勃発している。 私の体感、きのこたけのこ戦争をしたことがある人の2人に1人はこの論争に参加したことがあるのではなかろうか。 と言っても、大阪人は銀だこのことを「これはたこ焼きとちゃう」と言い放つ一方、東京人は関西たこ焼きを「悪くはないし美味しいけど、私は銀だこの方が好きかもだなあ、」というようなぼんや

材料をミキサーにかけて作る、豆腐とかぼちゃのプリンケーキ

先日、某TV番組にて豆腐かぼちゃプリンを作っているのを見て、これは面白そうだから私も作ってみたい…なんて思いまして。 そういうわけで、私なりの豆腐かぼちゃプリンを作ってみることに。 材料は絹ごし豆腐・かぼちゃ・卵・砂糖。(あればバニラエッセンスも) それをどーんと大きなケーキ型にこしらえて、かぼちゃ色をしたケーキみたいなプリンを作ることに。 かぼちゃを蒸すのが手間だけど、それさえこなせば、ミキサーで材料を混ぜて、フライパンで蒸すだけで作れる、超お手軽さ。 味はもちろん

096. 笑顔だけ持って、マダムにクレープを教わりに行く

bonsoir!🇫🇷 毎週金曜日更新のフランス滞在記をお届けします。 今号は、ご近所のフランス人マダムからクレープの作り方を教えていただいたお話。 最近、ご近所のフランス人マダムと仲良くなって、お互いにレシピを交換しあったりケーキやお惣菜を届け合うようになりました。 以前マダムが届けてくれたクレープが絶品で、レシピを教えてほしいとリクエストをしたところ「今度一緒に作りましょう」と声をかけてくださった。それで、今日はマダムのお宅に伺って、クレープ作りを伝授してもらったのでし

クリスマスに現れるカロリー爆弾

#14 これまでに夢中になったモノやコト ハロウィンが終わりクリスマスシーズンを迎えると、夢中になってしまうもの。それがシュトレン(シュトーレン)。毎年この時期から情報収集にそわそわしてしまう。 シュトレンはドイツの伝統的なパン菓子だ。バターたっぷりの生地に、洋酒に漬けたドライフルーツやナッツが練り込まれて長く寝かせられ、そして焼かれたもの。表面は粉砂糖でコーティングされており、キリストが生まれたときのおくるみ姿を模しているのだとか。 クリスマスまでの4週間、1日1スラ

旬をいただく「洋なし赤ワイン煮」レシピ

秋を感じる大人のデザート秋になると市場に並ぶ洋梨を、多めに買って作りたくなるのが赤ワイン煮。 ロンドンでは外食先のデザートとして食べることがあるのですが、たいていお砂糖たっぷり甘みが強いので、自宅用に白砂糖不使用で、さっぱり食べられるレシピへアレンジしてみました✴︎ 赤ワインは水で割らず、たっぷり1本分で煮込み染み込ませた大人のデザート。 フランス・ブルゴーニュ産ワインで作りたかったのですが(ピノノワールやガメイのぶどう)手ごろなモノに出会えず、お店の方がすすめてくれ

野菜をたっぷり食べるための「海老マヨ」の作り方

畑に通うようになってから、ソースたっぷりのおかずがあったら、葉物野菜をたくさんしいて食べるようになりました。 こちらが週末農作業の様子です。自分のいる省庁だけでなく、様々な職種の人たちと一緒に野菜を育てています。 (頑張って作ったのでクリックしてもらえると嬉しいです!) 中でも、大好きな海老マヨは、絶対に野菜とセット。 今回紹介する「野菜がたっぷり食べられる海老マヨ」のレシピは、メインのソースが美味しすぎて、野菜が大量に食べられます。 衣にソースがもったりと絡みつく下

目指すは「うまいおいなりさんをつくる、イイ女」 #KUKUMU

油あげと疎遠だった、あのころ。 年を重ねてよかったと思うことのひとつに、「油あげの魅力を知れたこと」が挙げられる。 20代のころ。私と油あげの関係はとかく寒々しいものだった。なにしろ油あげの容貌は質素すぎる。ボリューム皆無。シズル感もイマイチ。おまけに「油ぬき」なる謎の調理工程が料理初心者にやさしくない。見た感じパッとしないクセに、ちょっと手間をかけさせるところが、分不相応というか、ふてぶてしいというか。いけすかない奴だなあと思っていた。 そんな調子で、油あげに圧倒的偏

「この食べ方に出会ったから、この食材を買うようになった」エピソードを集めてみた

私たちの公式Twitterで「この食べ方に出会ったから、この食材を買うようになった」エピソードを集めてみたら、すごいことになった!という話です。 きっかけ 世の中には食材もレシピも星の数ほどあります。 そしてスーパーに買い物に行けばたくさんの食品があり(これは、生産者さん、メーカーさん、流通に携わる皆さんのおかげであり、非常に恵まれたことです)、世の中に溢れるレシピを試すことは(やる気さえあれば)容易です。 しかしながら、日常的に自分の食事を振り返ると、かなり限られた種