人間 VS 人造人間ではない。海外ドラマ『ヒューマンズ』。

感情と思考を手に入れたヒューマノイド「シンス」。

あるシンスは、「感情がなくても前の方が良かった。人の役に立ち、喜ばせることが出来た。悲しみもなかった」。生きる目的が人に奉仕することだと分かると、親切にしようとおせっかいをして嫌われたりする。

また、あるシンスは「自分自身として生きたい!」強烈に自己であることを望み、罪を犯し、人と平等である未来を賭して裁判を望む。

自由に挫折したシンスは仲間に対して義務と責任を問う。「自由になるなら生きる術を教えないと!(命令がないと)私達は社会の中で子供のようなものなのよ!」。

「暴力は必要なもの」と、革命のために人を殺すシンスは不幸を嘆き、世の中を憎み、道を外す。人から「その感情はとても人間らしい。あなたは人間そのものなのよ!」と指摘される。

感じ考え判断し、行動し、間違い傷つきながら自己成長する。そう、人間そのものの製造だ。

「私達は監禁され傷つけられ殺されてきた」人質を殺しかけるシンスにリーダーが目的を問うと、「弱さを認めろ」という。仲間を開放できたはずなのに失敗したと。

認めて謝り共に罪を償うと約束すると、なんと

許してハグするのですよ。ガーン!一番人間への復讐に燃えていたこのシンスが。つい数日前まで標準型労働ロボットだったのに。感情に目覚めると同時に信頼を求めていたのか。「私の気持ちが分かるわけがないっ!」と言っていたのに。
(ちなみにリーダーは死人を改造したもので全体的には人間である)

つまりは、「分かって欲しい」。みんなコレだもんね。

人間 VS 人造人間じゃなくて人間ドラマそのものになってきた。

ところがどっこい😅話はそう単純ではない。


今シーズン8の8話の途中。

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