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【『変化し続ける気持ちを持つことが大切だよね』という話~ガラケーが終了しますね~】

先日、3Gの終了とともにガラケーが利用できなくなるということが改めて報道されていました。

「ガラケー」に迫る終焉 携帯3G、来年から各社で終了 [産経新聞]

記事によれば、特にガラケー利用が多い高齢者に大きな影響が出るとのことです。

ただ、このことによって、必然的に高齢者層でもスマホへの乗り換えが促進されると思うので、個人的には良いことだと感じています。

同記事では「高齢者のスマホ所有は加速しており、60代で8割、70代で6割に達している。」ということも言及しており、今現在でも高齢者層でもスマホ利用は着実に進んでいるようです。

しかし、介護や生活支援が必要になってくる割合が多い70~80歳台となると、スマホ利用率は40~50%程度という状況です。
このことが、スマホを中心とした新規サービスの開発・提供に、少なからず一定のハードルになっているのは事実です。

確かに、快適にスマホを使うためには、様々な機能やアプリを使いこなす必要があり、新たにそれらを覚えて的確に操作できるようになるのは、高齢になればなるほど簡単では無いです。
特に、ネットショッピングやキャッシュレスなどのお金、個人情報といったセキュリティに対する不安やリスクがあると思います。

しかし、世の中は確実にスマホを使えた方が便利であり、有利な環境に変わってきています。

ワクチンパスポートようにワクチンの接種証明を提示する、PCR検査の陰性証明を提示する、お店に入店する時にQRコードを読み込んで行動履歴を残すなどなど、スマホ利用を前提とした仕組みが次々と開発されてきています。

もはや「若いか?高齢者か?」とかでは無く、「スマホを使っているのか?いないのか?」に境界線があると言えます。
もちろん、全ての人がスマホを持つことを含めてテクノロジーの変化に合わせられる訳では無いので、何らかの事情がある人に対してのケア、セーフィティネットは必要になります。
特に、費用や教育(使い方等)の面で、しっかりサポートしていくことが大切だと思います。

しかし、それでも本人が頑なに変化を受け入れようとしないのであれば、その人は少なからず得られるはずの利便性や快適性を放棄することになります。
この点は、良し悪しというよりは、自己判断ということになっていくのかな?と思います。

今回は”3Gの終了とともにガラケーからスマホへ”ということですが、今後、スマホを越えたさらに新しいテクノロジーを身につけることが生きていく上で確実に必要なものになっていくということも十分考えられます。
と言うより、確実にその未来は来るでしょう。

「最も強い者が生き残るのではなく、最も賢い者が生き延びるのでもない。唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」

ダーウィンの進化論として有名な言葉です。
が、余談ですが実は、ダーウィンはこのような発言はしておらず、俗説のようです。
しかし、現実として多くの人が『なるほど』と感じてしまっているように、一定の説得力があり、しっくりきているのもまだ事実のようです。
実際に私も大いに納得できて、影響を受け、常に変化を心がけるようにしています。

なので、ある種の真実として、『人はいくつになっても絶えず変化し続ける気持ちを持つことが大切』なんだと思います。
「もう歳だから」と諦めるのではなく、どん欲に変化に向かい合っていくべきだと。

”高齢者のスマホ乗り換え問題”に苦慮していましたが、積極的に働きかけ、促していくことが、本人にとっても周りにとっても、より良い未来を切り開くことだと改めて思いました。
チャレンジを加速していきたいと思います。

『変化し続ける気持ちを持つことが大切だよね』というお話しでした。

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