トヨタハイエースのような業務用バンやトラックでは、縦に長いドアミラーを見るが、普通の車は横に長いミラーだ。
でも俺は縦に長いミラーの方が、下が見えるから好きだ。
横は横を見ればわかる。
でも車の下の方、特に運転席と反対側の下は運転席から見えない。
最近はドアミラーの下に、下が見える小さなミラーがついているが、あれじゃダメなんだ。
見づらいから。
あれじゃ困るんだ。
たまに縁石を見落とすとかあるだろ？
でも縦に長いミラーだったら、それが見えたかもしれないのだ。
横長のミラーだとそれが見えなくて擦ったり乗り上げたりすることがある。
でもデザイン的にはダサい。
わかる。
でも俺は実用的なミラーがいい。
あれと一緒だ、フェンダーミラー。
若い人はご存知ないと思うが、昔の車のミラーはドアの横ではなく、ボンネット先端の左右についていた。
あれは今考えるととても見やすい。
ドアミラーのように首をグイッと横に向ける必要がないのでラクだし、ボンネット辺りから後ろを映しているので、ドアミラーに比べて死角も少ない。
しかし今となってはデザイン的にはダサいだろう。
昔は普通だと思っていたことも、時を経ると陳腐に見える現象、あれは何なんだろう。
昔の車のデザインも古臭く見えるもんなぁ。
ということは、今の最新のカッコいい車だって、20年後には「古っ！」ってなるんだろうなぁ。
それをなぜ今は古いと思わないんだろう。
今まで見たことないデザインだからか？
不思議だなあ。
テスラのあの奇抜なデザインのサイバートラックだって、将来はデザイン的に「古っ！」と思われる日が来るのだろう。
デザインってほんと不思議だ。

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