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UXについて(iCARE社 KMATさんの投稿)

を読んで…

自分の携わるサービスに置き換えて考えてみます。
toC側だとマイページなどのUI/UX向上を目指していくことになると思いますが、toB側だとマイページはないので、どう捉えていくべきか、考えてみます。


【結論】
人材紹介サービス(toB)の場合は、コミュニケーションコストが大事。



toCサービスの場合、これをユーザーの流入元というマーケティング観点で見ることもできます。
古のRPGで例えると初期値のライフが変わります。

・ディスプレイ広告経由のユーザーは残りHPが3
・リタゲ広告経由のユーザーは残りHPが20
・オーガニック検索経由のユーザーは残りHPが100
・会員登録の再訪ユーザーは残りHPが500

UIなどインタラクションコストに直接関わるものだけでなく、集客手段による質の差も無視できないのがおもしろいですね。

その上で例えば、ボタンクリックで-2、1画面遷移で-5、読み込みの遅さで-30などライフが削られていきます。
逆に良い体験ができると回復する場合もあるでしょう。コンテンツの良さやECならセールの存在とか。

たしかに…と思いました。
またシステムの質だけでなく、営業担当などの人も含めてサービス提供している場合、人によってこのHPの上下変動もありそうです。


わたしたちが扱っている、toBのSaaSだと少し違います。毒の沼地状態でも離脱にならず、従業員は会社が契約したサービスを利用せざるを得ない状況もあるはずです。
思いつくパターンを古のRPGに例えて挙げてみましょう。

toB SaaSだとたしかに…と思います。
これが人材紹介サービスのように、他のサービスと併用もできるし、利用せざるを得ない状況ではないけど、機会損失をなくすために利用いただいている、という状況だとどうなのか、と考えてみます。

KMATさんのnoteでは「インタラクションコスト」で捉えていましたが、私の場合は「コミュニケーションコスト」で考えてみます。


【インタラクションコスト】
ユーザーが目標を達成するためにサイトとやり取りする際に必要な、精神的および肉体的な労力の合計です。

【コミュニケーションコスト】
情報の伝達・意思疎通にかかる時間や手間のことを指します。 同時に、報告・連絡・相談など、ルーティンで必要な情報共有にかかる手間を指すこともあります。 コミュニケーションコストが低い場合、手間や時間をかけず快適なコミュニケーションができている状態だと言えるでしょう。


はい、いきます。


(1)飛行船移動✈️
すいすい移動でライフが減らない
→すばらしいUI・UXかつ業務効率も上がってみんなうれしい

会社、会社が提供しているサービス業界、ターゲット、ターゲットの転職市場、などの理解があり、推薦もある、選考も進められている、という状態でコミュニケーションコストもかかっていないこと、と捉えられるかなと思います。

最近だとAIを導入している会社も増えてきているので、それにより採用成功に繋がっている場合もあると思います。


(2)ダメージ量より回復量が上回る😙
→たとえ客観的には全面毒の沼のようなUXだとしても、結果として業務効率が上がっているならヨシ!というプロ向け業務システムあるある

コミュニケーションコストはかかりますが、結果的に選考を進められる場合が多い、という状況がここになるなかなと思います。


(3)毒無効系 🤪
→使いにくさに慣れてしまうケース。業務効率が下がっていない場合、誰も気づかず埋もれたり、気づいていても改善は後回しになりがち

(4)ゾンビ化 🧟
→業務効率が下がりライフはゼロになるが、会社が契約しているからと使い続けるしかないケース。フツフツと解約リスクが高まっている。
「短期的には使い続ける」しかないので、定量的なユーザー行動に変化が見えず油断していたら実はゾンビ化状態とかある。こわい!

この2点はあまりなさそう、あってはならない状況だと感じます。
能動的にエージェント側から動いていくべきですが、それが叶わない、叶えられない状況でもあると思います。

※そういう場合は人材紹介ではないサービス、または別エージェントが適していることが考えられます。

※エージェントによって強み弱みが異なるので、利用方法によっても異なりそうです。


最後まとまりが悪くなってしまいましたが、ざっくりとこんな感じで…


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