見出し画像

今年も病棟のチームリーダーとして1年間仕事をしていきます。

 現状の課題としては、組織から求められる数値的な部分もありますが、それ以上にスタッフが「作業療法を理解して楽しむことができていない」ということが挙げられます。
 ここ数年数値目標だけを追っていた(追わされていた)ため作業療法について学びを深めたり、共有したりする時間がありませんでした(本来は自分でも学ばないといけない)。
 そこで今年はチーム内でOJTを強化しようという動きもあったため、OTとしては、プロセスモデル(初回評価から訓練再評価までの流れ)の統一を測ることにしました。
 皆が同じ視点を持って関わることで、どこで躓いているのか、何が足りないのか等がわかりやすくなります。
 また、支援の流れが構造化していることで、迷いがなくなり次にやるべきことがわかるためストレスも減るのではないかと。
 さらに作業に焦点を当てた関わりができるため作業療法士としても専門性を活かした形で支援に落とし込めるのではないかと考えています。

 本来作業療法は、いろいろな理論やモデルを活用して、クライアントの作業目標が達成できるように支援する仕事ですが、今までそういったことを考えていく習慣がなかった今の病棟においては、一つの枠組みを決めて関わる方が良いなという判断です。

 効果を見込みたいのは、専門性という視点だけではありません。
どこで躓いているか、何を確認したいのかがわかれば話す時間お最短で済みます。
 そうすれば単位の無駄もなくなり、経営的にもメリットが出てくるはずです。あるいは、専門性を発揮するために必要な時間であれば上司に交渉していくことも可能になるはずです。
 
 これがうまくハマり形になれば一つのOJTのモデルになり、院内に波及していく可能性もあります。

自分にとっても初めての取り組みとなりますが、結果を出せるようにしていきたいと思います。


それでは今日も最高の1日にしましょう!!🔥

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?