男の子の日
共感してくれる男性がいるといいなと思うんですが、
僕は、男性にも当然ながらバイオリズムがあると考えています。
僕の場合、1~2か月のうち2,3日、どうしても気分が塞ぎ込む時があります。
自分なんて何の役にもたってないな、とか
どうせこれをやっても意味ないだろう、とか
きっと俺は周りの人間から落胆されているんだろう、とか。
それはふとした瞬間に、複数の不調が重なって訪れます。
趣味のスポーツがうまくいかなかった、
最近の仕事であまり良い成果が出せていない、
ちょっと失言をしてしまった、
飲み会が流れた、
電車で不快な出来事があった…。
こういう物事が重なってくると、もうなんでもかんでも嫌になってきます。
精神的に自棄になってきて、
「ちきしょう俺なんてどうせ何をやってもダメダメなのさ」
と思えてきてしまうんです。
何度も何度もこういうことを経験してきて、僕は思いました。
「こんな時はもがいても無駄なんだ」と。
嵐が過ぎるのを待つように、
何も考えずに過ごすことが一番良いんです。
決して、心の不調の原因をどうにかしてやろうと思わない方がいい。
絶対にダメなのは、夜中に悶々と考えることです。
夜中にこういうことについて思いを巡らせても発想が暗くなる一方なんです。「どうせダメなんだよな」が強まるだけです。
40年以上生きてきてそんな教訓かよ、という感じかもしれませんが、
僕は確かにそうだなと思っています。
こんな”男の子の日”にやるべきこととして、強いて挙げるなら、
「ちょっと良いことを他人にする」くらいでしょうか。
妊婦などの方に席を譲る、外国人観光客に道を教えてあげる、ゴミを拾う、等々。
こういうことをすると、まだ俺も捨てたもんじゃないかもしれないな、と思えたりします。また、不思議なもので、こういう時ほど、誰かから手助けを求められたりするものなんです。それに応えることで、自分の心にもまた晴れ間がさしてきます。
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