僕はエリートでも意識高い系でもないので、
ばりばりとキャリアアップしていきたいという人生設計の人には
僕の書く投稿はぜひ読んで欲しくないです。
そのうえでお話しします。

世の中の意識高い系コンテンツやＸのインフルエンサーなどは、
20代のうちに高負荷かけて仕事に勤しみ、専門性を身につけなさいとか色々書いていると思います。

まぁそれはそれでやってくれればいいとは思うんですけど、
僕としては、20代はコミュニケーションの幅を広げることが大切だなあと思っています。
年代や性別を問わず、多くの人と会話する。良い思いも、悪い思いも経験する。

「こんなポンコツもいるんだ…。」
「この人めっちゃすごいな！」
「この人はこういうところはすごいけどこういう良くない点があるな」
などなど。

ただ人間観察をすればいいというわけではないです。
それを知ったうえで、そういう人とどう仕事を進めていくか。そういう人たちにどう言えば伝わりやすいのか。相手は何を目的に自分と会話しているのか。これらを探るわけです。
最終的には、そいつらを味方につけるにはどうしたらいいかを学ぶ、ということです。
それを体験しておくことが20代のうちには大切だと思います。
その体験のうえで、知識や経験、社内人脈を経て力をつけてきた30代で力を発揮していくんです。

雑談の仕方、ユーモアの選択肢、仕事のテンポ…
それぞれ、相手によって好みやスタイルは変わります。
くだけたコミュニケーションが好きな人もいれば、
服装など含めてきっちり感を出している方が好きな人もいます。
格式ばった文章作成も、ユーモアたっぷりのコミュニケーションもできるようにしたほうがいいです。
自分のソフトスキルの柔軟さを身に着けられるのは若いうちだけです。

そのために、多くの人に「仕事として」会う方がいいです。
似たような界隈と似たような仕事をこなしているだけでは、
どんどんなぁなぁになっていくのが世の常です。
営業をやるのが一番手っ取り早いですが、
営業職じゃなくても、展示会などにいって社外の人と会話することはできますから、意識して自分の社会生活の外にいる人と会話するようにしてみた方がいいと思います。

要は「若いうちにたくさん喋れ」ということです。