こんにちは！Ubie DiscoveryでOpsをしているnotty(@peter0213)です。
最近Ubie DiscoveryのOpsでのビジネス系職種に興味をお持ちの方とお話をする度、「事業開発オペレーション、雰囲気は伝わるけど何をするのかイマイチわからない」とご質問をいただくことがあります。そこで今回は、「事業開発オペレーション」の具体をお伝えします！

これまでのキャリア

まずは簡単に自己紹介。私は大学院でナノ光学を専攻した後、弁理士を目指して新卒で特許事務所へ就職しました。しかし、働き始めて半年ほどで一か月間の絶食入院をしなくてはならないほど体調を崩してしまいました。後にクローン病という難病であることがわかり、休養のために退職。その後は縁があった化学系メーカーに就職し、研究開発員、技術営業責任者、品質管理責任者、海外事業責任者などを経て執行役員を担ったのち、2020年1月にUbieへジョインしました。

Ubieに入社した理由

自分自身が難病患者であるため、毎月医療機関へ行くたびに待ち時間の長さに疲弊してしまい、患者目線で医療への課題を感じ始めたことがきっかけでした。
起業を視野に業界研究をしている中で出会ったのがUbieです。調べるうちに、Ubieの目指している世界が壮大すぎるあまり、その山を登っていく3合目くらいで私自身の望む「待ち時間がない医療体験」が実現されるのではと考えUbieへ入社しました。

事業開発オペレーションは具体的に何をするの？

事業開発オペレーションは、Ubieの中では「Ops」という人材（スタンス）に分類されています（Ops人材（スタンス）についての詳細は詳しくはこちら）

Ops人材は、Holon人材と伴走することで、「Ubie Discvory全体の生産性を最大化する」という役割をもっております。

事業開発オペレーションは、Ops人材の得意とする「緻密な運用」、「細やかな対外コミュニケーション」の能力を生かしながら、新規事業の立ち上げにおける「課題・プロダクト検証（PSF）」「マーケット検証（PMF）」「スケール検証（GTM）」をHolon人材とともに実行・伴走します。

Holon人材とOps人材の役割の分担はこのようになります。

（１）0→1：課題・プロダクト検証フェーズ
この0→1のフェーズでは、解決すべき課題の特定とMVPの検証を行いながら、Product Solution Fit（PSF）を目指します。
ここでは、企画に強みをもったHolon人材が探索と検証の全体像を描き、課題仮説やその検証の設計を行います。Ops人材はその設計に基づいて、具体的な検証活動に協力いただくステークホルダーとの調整や丁寧なコミュニケーションや、プロジェクトの緻密な運用部分を担います。

（２）1→5：マーケット検証フェーズ
PSFが見えた後は、少しずつユーザーを広げながら、Ver1.0となるような「リード獲得方法の検討」、「営業プロセスの検討」、「ユーザーの声の回収方法の検討やプロダクトの改善」を行い、Product Market Fit（PMF）を目指します。
Holon人材はPMF達成に必要なProductとMarketの不確実性の対応や検証方法を設計・実行。Ops人材は緻密な運用能力を活かし、各オペレーションの実行・型化を進めます。また、仕組み化したものをアウトソースすることもあり、その運用設計や実行を担うことも多いです。

（３）5→10：スケール検証フェーズ
PMFが見えた後は、1→5フェーズで立ち上げたセールス・サポート・サクセスといった各プロセスを、Scaleチーム（Ubie Customer Science）が担う10→100フェーズでも運用可能とするための検証・整備を進め、Go To Market（GTM）を目指します。
Holon人材はスケールに向けたオペレーションを設計の見直し、新オペレーションの設計や改修を行い、Scaleチームへの移管計画をつくります。
Ops人材は細やかな点に気を配りながら型化されたオペレーションの改修を行い、Scaleチームへの移管を実行します。この段階では人的なリソースも足りなくなることが大変多く、契約社員や派遣社員といった採用活動やそのマネジメントにも積極的に関わります。

このように、0→1、1→5、5→10の各フェーズにおいて、Ops人材が強みとする「緻密な運用」や「対外コミュニケーション」を活かして、Holonと共に実行・伴走することでUbie Discoveryの生産性を最大化していきます。
また、よくご質問いただくのですが、Ubie Discoveryでは役職・評価・社内マネジメントが無い組織作りをしておりますので、Holon-Ops間でマネジメントする/されるという関係性は一切なく、企画が得意なHolonと運用・コミュニケーションが得意なOpsとでフラットな立場で補完関係を築きながら、業務を遂行していきます。

どんな人が向いている？

事業開発オペレーションの同僚は、こんな名言を残しています。

Ubieではビジョンを話す際によく宇宙をたとえに使用することが多いのですが、私自身も「どんな仕事でもするから、Ubieのソリューションというロケットを一刻も早く世界へ届けたい！」と本気で思っており、また同僚も同じ思いで仕事と向き合っているんだなと感じています。Ops紹介noteにも記載されている通り、Ops人材は「ロケットがちゃんと月まで到達するように宇宙センターから様々な支援をしたい」人材が集まっているように思います。

ちなみに、事業開発オペレーションメンバーの出身はこんな感じです。

視座を高くもち、さまざまなステークホルダーのハブとなって、泥臭いことからプロジェクトマネジメントまで遂行してきた人材が多いかもしれません。事業最適を目指して自身の形・あり方すらアメーバのように柔軟に変えられる方々にはとても向いているポジションです。

共に新しい医療体験を作りませんか？

Ubie Discoveryの「Ops」の「事業開発オペレーション」についての紹介でした。
これを読んだあなたと、共に新しい医療体験を作りたい！DMなどでお気軽にご連絡ください。お待ちしております！！

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