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俺の思う面白さについて

高2のクラス替えの時、同級生の何人かに話していてつまらないと言ってしまったことがある。当然のように孤立した。そんなこと予想付くはずなのに。思ったことをぶちまけたい、この退屈な状況をぶっ壊したいという感情を優先した。代替案も出さずに。何という自己中。多分馬鹿なんだと思う。1年のとき、たまたま面白い人がいるグループに入れただけで、自分は面白いんだと勘違いして。そして、そんなメンタリティを27歳の今もなお引きずっている。



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インターネットを見渡せば、そこには才能ある奴ばかり。

ゲーム作ってる人、3Dモデル作ってる人、絵描いてる人、漫画描いてる人、ギター弾ける人、ボイスドラマ作ってる人たち、エフェクター作ってる人、音声拾ってビート作る人、スポーツ選手、インターネット社会学者、コスプレイヤー、水着の美人(虹コンが好き)、イケメン、Vtuber、APEXが上手い人、笑ってしまう声真似の動画を作る人…

Twitterでフォローして毎日のように投稿を眺め、日常的なツイートにいいねを押して、身近な存在に感じたりするも、ほぼ確実にフォローは返されないので、向こうには一生何の感情も持たれない。

面白い人、美人に見向きもされていないオマエ

いつも見ているだけなのに同じ立場になったような気がしているオマエ


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このフォロー数に対してこのフォロワー比!(Twitter面白コンテンツを厳選しています)(半数は水着のかわいくて若い女)(6年も何してたんだ…)


Vtuberの5時間、6時間もある雑談アーカイブをドライブ中に時折、独り笑いながら聞き切るも、当然のことながら向こうには存在すら知られない。生放送にコメントつけに行くのもなんとなく怖いのでやらない。

獅子王クリスの焚火配信ははぐれ者の気持ちに寄り添って?くれる…(適切な切り抜きが見つからなかった)


なんか人生を変える手段が、自分が生み出せるコンテンツのヒントがないかと、仕事終わりにベッドで寝ながらスマホでひろゆきの切り抜き、岡田斗司夫の無料放送を見る日々。

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長時間のデスクワークでゴリゴリの肩こりになりながら働いて、家に帰って自分好みの素晴らしいものを消費するだけの日々。

そんで自分の周りの平凡な日常会話や、ともすれば流行のアニメすら面白くないと批評したり、4年もやってるのに一向に安定した関係を築けないが他に手段もないので続けるしかないペアーズで女性と出会ってはしくじり、つまらない女ばかりと断じる。それはまるでAV見すぎて女の基準が爆上がりした童貞のよう。

そういうお前はどうなんだ!と、自分の実力ではなく生まれによって得た、温いポジションでの仕事中に、さすがの自分でも自分を擁護できないと思ってしまった。

最初はギターでも始めようと思った。人に披露できるまでにどれだけかかるんだよと思い直した。(長期的な趣味にするのはいいだろうけど、今自分が抱えているモヤモヤを解消する直接的な手段ではない。)

学生時代、絵や漫画を描くこともあった。自分の忍耐力のなさと特に何かを絵で表現したいという強いこだわりもなかったし、何より楽しくなかったので自分には向いていないと思った。

何ができるんだと途方に暮れてた。自分にはコンテンツとして発信できるものが無い。


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ほぼ友達のいない自分がいまでも辛うじて交流のあるライングループがある。その人たちは漫画がかけたり、そういう技術がないにしても、謎な動画作ったり、即興でラップバトルしたりとよく面白いことを考え実行している人たちだ。

話も上手いその人らに比べて自分は何ができるんだと最近強く感じた。つまらない、恥ずかしいと言って何もしない自分が結局一番つまらないんじゃないかって。

創作することができない。ノリのいい話し方もできない。動画の編集もできない。何にもない。何もない人間は文章を書くぐらいしか選択肢は残っていない。あるかもしれないけど、そんな発想力もない。だからとりあえず書く。

軋んだ想いを吐き出したいのは
存在の証明が他にないから

(「リライト」 ASIAN KUNG-FU GENERATION 作詞・作曲 後藤正文)


大丈夫。自分は小3でハリーポッター読破できたし、高校時代の予備校の自習室で勉強もせず、電子辞書に入ってる人間失格とかドグラ・マグラ読んでたし(精神に異常を来たしていないし)。センター国語勉強しなくても8割とれたし。

それに技術や方法の問題ではないということも薄々分かっている。〇〇をやっている人が面白いのではなく、面白い人が〇〇をやっている。面白い人はその技術や方法によらず、その人格、メンタリティが面白いのだと。ひろゆきの切り抜きでもそんなようなこと言ってた(適当)。それはそれで救いのない感もあるが。

だから(?)、今日からできたら毎日(投稿は2、3日に1回できればOK🙆‍♂️)、日記を書く習慣をつける。

これは「じゃあお前は何ができるんだよ?」という問いに対するアンサーであり、少しでも面白い人間に近づけますようにという祈りであり、コンテンツの作り方!みたいな動画を見てただけの人間が実際にやってみたらどうなるかという実験であり、下手したら一生独身の可能性のある自分の遺書みたいなものだ。

書くネタはいくらでもある。たぶん

(自己紹介、人間関係に失敗し続けた学生時代の話、インターネット面白コンテンツ紹介、メンタル系の病気のバーゲンセールみたいな美人と付き合った話、ペアーズ体験記、ナンパ体験談、面白い映像作品紹介などなど。)

結果ショボショボだったら、二度と大口叩けなくなるだろうから、それはそれでいいと思う。全ての創作者にリスペクトの念を抱き、ネットの片隅で雨と埃だけを食って辛うじて生きていこう。

三日坊主にならないように明日以降の自分に祈りと期待をこめて。

普段長文を書く習慣のない自分の駄文を最後まで読んでくれてありがとう。次回にご期待下さい。

あと誰かいっしょにAPEXやってください(最高プラチナ3卍)


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