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トイレ動作に必要な重心移動

おはようございます🌞
本日も臨床BATONにお越しいただきありがとうございます!
485日目を担当する、理学療法士のシミーです!

私の記事では、臨床11年の経験をもとに、患者様のことをどのような視点で考えていくのかということをメインにお伝えしています。How towよりも、“考える”という部分にフォーカスした内容になっております。私自身が臨床で理解できなかった経験からどのように考えていけば解決の糸口が見えてくるのかということをお伝えしていきます!興味がある方は是非最後まで読んでください。


本日のテーマは『トイレ動作の重心移動』です。

トイレ動作は臨床において、非常に重要なADLの一つになります。

急性期で離床につなげていく上でトイレ動作は避けては通れない動作の一つであり、人間の行為の中でも排泄というのはできる限り自立したい項目でもあります。

今回は重要なトイレ動作を獲得するために、理学療法士の視点から『重心移動』に着目していきたいと思います。


▶︎トイレ動作の分解

今回考えるトイレ動作は、「車椅子に座った状態からトイレを行う」というシチュエーションで考えてみます。

トイレの前で車椅子に座った状態からのトイレ動作ではどのような動きになるでしょうか?


▶︎トイレ動作の重心移動

重心移動を考えていく上で、4次元で見ていきます。
上下左右前後の動きが時系列でどのように変化していくのかを考えます。

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