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八王子の1棟アパート投資の旅: 失敗から始まる新たな挑戦

※バナーの画像はMidjourneyで生成したイメージです。

「物件投資で不労所得を獲得!」
誰もが夢見がちな発想でありますが、実際はそう簡単なものではありません。
ある日、ポストが壊れ、ある日は鉢が現れ、ある日は大きく生い茂った木を伐採しなければならないといった日々の問題に対応しながら、物件を運営していくことの難しさを感じることもあります。
しかし、それらを克服し、安定したキャッシュフローを得ることができるようになった経緯を今回は共有したいと思います。

1. アパート購入の軌跡: 失敗を乗り越えて

前回はサブリースと新築のワンルームマンションで大きな失敗をしたという話をしました。今回はその失敗を踏まえ、新たな挑戦として1棟のアパートの購入に挑みました。
購入は2019年の12月、当時、大手の外資系ITコンサルティングの会社で働いていた頃です。その属性と与信を生かし、2019年6月から不動産を探し始めました。
しかし、良いアパートの物件はなかなか見つからず、ローンの承認も困難でした。この難易度がアパート投資を検討する際の課題でもあります。

2. 物件の選定と交渉: 利回り10%以上を目指して

その時点での私の目標は10%以上の利回りを持つ物件を探し、不動産投資のノウハウを駆使して更なる成功をつかむことでした。
ワンルームマンションと比較し、アパートの利回りは通常2倍以上です。
しかし、利回りが高い物件はリスクが伴い、例えば再建築可能かどうかという観点が重要です。その見極めが難しく、なかなか物件を購入する決断を下すことができませんでした。

3. アパート購入の契機: 理想的な条件の物件と出会い

2019年の10月、2600万円の物件が出てきました。
利回りは12%と、理想的な条件でした。この物件は八王子にあり、家族用の部屋(3DK)4部屋と駐車場4つ付いているなど、ファミリーに住みやすい物件でした。
ここで前向きに検討を始め、交渉に入りました。交渉材料として200万円の値下げを提案し、最終的に2400万円での購入に成功しました。

4. 購入後の運営: 安定したキャッシュフローの実現

私が購入したアパートは、家族向けの部屋が4部屋あり、駐車場も完備されていることもあり、家族連れの入居者が安定しており、空室はほとんど出ていませんでした。それにより毎月のキャッシュフローが安定し、不労所得を得ることができました。購入後、家賃と返済を差し引いたところで、毎月10万以上の収入が得られるようになりました。
もちろん、3年間のアパート経営について、小さな問題は発生しました。例えば、ポストが壊れたり、ハチが出てきて巣を除去したり、木が大きく生い茂ってきたといった苦情に対応したり、修繕費用やコミュニケーションコストは少なからず発生しました。
そんな小さな問題はありますが、特段、大きな問題はなく、3年は安定して運営しています。

しかし、4年目に入ってから大きな試練が訪れました。ついに初めての入居者の退出があり、それが次回の大きな課題となりました。この経験については次回の記事で詳しく紹介します。
今回も最後までお読みいただきありがとうございます。

アパート運営の詳細な収支はこちらで公開しています。


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