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はじめる前から絶望?! テレワーカーが考える「農業技術検定1級を素人から合格する方法」

農業技術検定2級を1ヶ月で合格したのもつかの間。
既に新しい勉強に取り掛かっています。
(2級合格記事はこちら)

正確には、取りかかるための準備中。
農業技術検定1級の勉強をスタートさせようとしていました。
1級は年に1回しか受験できないので、試験は12月。
まだまだ時間はあると思うかもしれません。

しかし以前に1級の過去問を勉強していた経験から「これは2級と同じ考えではヤバい」と実感。
今回は勉強方法もまだ未定な中で。農業技術検定1級がいかに難関かを紹介していきます。

農業技術検定1級の合格率は1ケタ台!

農業の高度な知識・技術を問われる試験「農業技術検定」の中でも最高位の1級。
合格率は大体8%程度で、僕が勉強している農業大学校で合格した学生さんは歴代1名だけです。
国家資格でいうところの「土地家屋調査士」や「「社労士」などがこの倍率。
1級を合格しているのは、農業関連の研究職や農業大学の秀才といったところです。
ちなみに大学生が1級を合格すると新聞に載るほどの出来事。
この事からも農業御術検定1級を合格することが容易ではないと伺い知れます。

出題範囲がヤバい!「柑橘類の冠水方法とは」

農業御術検定1級は、2級に比べても出題範囲がより専門的になってきています。
共通問題では下記の様な範囲から出題。

  • 食料・農業・農村白書

  • 普及指導員資格試験問題

  • 農業に関する補助金・交付金関連

  • 日商簿記2級試験程度の問題

この段階でもうお腹いっぱいな情報量です。
さらに僕が受験する果樹では、一部ですがこんな問題も過去には出題。

  • 果樹の品目(ブドウやリンゴなど)の品種(デラウェア、マスカット)事のせん定方法

  • その年の新品種の概要

  • 多収穫の為の栽培方法(各品目ごと)

この様に2級までの「基礎」的な要素は一切無く、より専門的で先進的な技術論などを学ぶ必要があります。

1例ですが「柑橘類の夏場の冠水」に関する問題では、水をどの程度あるいはどのタイミングであげるなどの基礎的な問題ではなく「より効率的かつ効果的な作業」を見つけ出すという、なんとも文章では伝わりづらいものも。

また、2級までは全て「正しいものを選択する」という問題でしたが1級では「間違っているものを見つけ出す」という問題もあります。
試験中に混乱することは必至。
勉強を開始する前からすでに、絶望に近づいています。

最大の難関!問題集&テキスト無し!

そして農業技術検定1級の最大の問題は、過去問題集が無いという事です。
正確には過去問題は5年分程度は公式から取り寄せられるのですが「問題集」は存在しないので、答えは分かっても「なぜそうなるのか?」という解説は無いということ。
解説無しでは「どうして」の部分が抜けるので毎回、ネットや参考書で確認していく必要があります。

また、2級の時に活躍した「新版 果樹栽培の基礎」は1級は「基礎」ではないので参考にはならず。
この様に農業技術検定1級は勉強することも難しいのです。

ここからどうにか勉強方法を開発し、10ヶ月間で1級合格するのが今回の目標。
まずは過去問を取り寄せるところからスタートしようかと思います。

まとめ

農業技術検定1級は2級の勉強をしている時に過去問をやってみました。
その時から「ヤバい」と思うほど、問題の難易度は桁外れ。
さらに問題集もテキストも無く、出題範囲もより専門的になっており2級の勉強方法では、絶対に合格は不可能です。

はじめる前から絶望がちらつきますが、2級も何とかしたので今回も。
しばらくは勉強方法を確立するために、この農業大学校で唯一1級合格した学生さんに勉強方法を聞こうかと思います。
その後には、またテレワーカー仲間の知恵も借りる予定。

しばらくこの章の記事は書けないかもしれませんが、12月の1級試験まで勉強は続けていきます。

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