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社労士試験 目的条文をほぼノー勉でほぼ100%対策が出来る方法

社労士試験の勉強をすると気になって来るのが、目的条文対策です。
勉強をするのか、若しくは目的条文が出題されたら、スルーして捨て問扱いするか...
勉強するとしても、どれくらい期間がかかるものなのか?全く想像つかないですよね。
今回のnoteでは、その点について解説します。

結論から申し上げると、捨て問扱いするのは、非常に勿体無いです。
なぜなら、ほぼノー勉でほぼ100%の対策が出来るのですから!
そのうえ、目的条文というのは、その法律の趣旨やその法律が目標としていることがコンパクトにまとめられたものです。
目的条文を理解することで、判例問題対策にもなります。(詳細は、安衛法の目的条文を眺めながら、一つ前のnoteで説明した安衛法の判例問題の解説をご参照ください。)

選択式のあと1点を目的条文でゲット出来る自信があれば、試験会場で"初めて!"の合図がかかって、選択式の問題文を開く時のプレッシャーが随分と和らぐということは、私が経験しています。

それでは、方法の説明をします。
それは、ズバリ"音読"です!
先ずは、目的条文を眺めて、少しずつ区切って覚えます。
(この部分は、机に座って覚えるかも知れないので"ほぼ"ノー勉としています。)
安衛法を例題にして説明します。

労働安全衛生法は、労働基準法と相まって/労働災害の防止のための/危害防止基準の確立/責任体制の明確化及び/自主的活動の促進の措置を講ずる等/その防止に関する/総合的計画的な対策を/推進することにより/職場における労働者の安全と健康を/確保するとともに/快適な職場環境の形成を/促進することを目的とする。

"/"を入れた場所で区切って、条文を見て覚えて、誦じてみて、覚えては忘れ、忘れては覚えを繰り返します。
この時に音読するのです。
周りに誰かが居て恥ずかしいならエアー音読でも構いませんが、自分は人のいないタイミングで実際に声に出して行ってました。
これを道を歩いている時(安全には十分気をつけてください!)とか、家の用事をしている時などにながらで暗記をするのです。
目的条文のコピーをポケットに入れておくと直ぐに取り出して確認出来るので、効果的です。
ながらの勉強なので、ノー勉です♪

一つの法律を100%覚えることが出来たら、次の法律の暗記に取り組みます。
自分の場合は、一つ法律を覚えるのに大体3〜4日かかっていました。
社労士試験の目的条文対策で出題対象となる法律は、約30本程度ですので、早い人で3ヶ月程度で目的条文を100%暗記できることになります。

音読する時に資格予備校の講師の先生がアップされているYouTube動画を聴きながら行うとより効果的です。

目的条文対策を始めると気になって仕方がないのが、福祉の"増進"か?福祉の"向上"か?
これは100%暗記した者でも本試験の緊張感で必ず"あれ?どっちだった?"となります。
それについては、簡単に見分ける方法があります。
次のnoteで解説しますので、お待ち下さい!

受験生の方の健闘を祈ります!

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