目を合わせ「良いお年を」と言えたのは、 ほんのひとときの巡り合わせ
動画見る君の隣で文字を書く。 君が零した「寂しい」の声。
前までは苦も無く食べていた量も今や大盛り。 分ける当てなし。
空想の中だからこそ面白い。 だから今も嘘のままでいい。
肩に来て、頭に来ては、首に来て、 痛みの火花が意識を散らす
通る声。 気持ちに歌が合わされば、 聞こえる音も優しくなった。
熱のあるあなたのそばで空を見る。 休む貴方と呆ける僕と。
いびき、腰に埋まる顔、ほどけぬ腕。 息子が起きぬよう祈る夜。
見覚えのない景色、眠る横顔。 懐かしいのは不思議なものね。
繋ぐ音、 あふれる言葉そのあいだ。 忘れてもいい。思い出したい。
諦めず掴む偶然 失敗も都合良く解釈すりゃ運命
一緒なら、顔が綻ぶ君となら。 苦難は遠く、明日は整う。