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ホルモンバランスと心の関係

最近、10代の人たちから、理由はわからないけれども、気分の浮き沈み、心の不安定さが大きくて、消えてしまいたい、という相談が多いです。
多くの要因が輻輳していて、その奥には理由があることもあり、一概には言えませんが、その一部には

消えてしまいたい、のは
その心の揺れを終始感じ続けることに疲れた、
そのことが原因で、何も手につかない、
前はやる気や好きなことに向いた気持ちが、動かなくなった

からで、その混乱さえなければ、そこまで思うことはなさそうなこともあります。

理由なく涙が出る、とか、そのことで学校に行きたくない、人に会いたくない、
でも気分のいいときもあって、そのときは今までと変わらない

これは年齢による体の急激な変化での、ホルモンなどのバランスによるものも、実は原因のひとつではないかと、
そう聞いてみると、
そうかもしれない、腑に落ちる、確かに、
と落ち着かれる人も少なくなく、
そのような言説を読んで(対策も軽く書かれていたりで)、納得されたり、少し楽になったと言われたりします。

学校の保健、体育の授業で、体の変化については教わると思いますが、
目に見えて変わる体の変化はもちろんのこと、その奥で、なんだかよくわからないように感じる、心への影響について、
特に中学生や高校生には、学校でも何度も言及してあげてほしいなと思います。

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