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2020年 今年の16冊

毎年行っているおすすめの本紹介を今年もやりたいと思います。

2013年から1年に読んだ本のまとめをはじめました。
・10冊に絞ってまとめていた2014年
・収まりきらなくなった2015年
・個人的に本の大ヒット年だった2016年
・ちょっと構造化してみようかとトライした2017年
・前置きを書いてみた(が読み返してウザかった)2018年
・シュッとさせてみた2019年

今年は、こんな人にどうかな?を考えながらまとめてみました。
どうぞ、お楽しみあれ!

日々が淡々と過ぎていく...→中華SFに心身を浸せ

今年はSF(サイエンス・フィクション)にハマった年でした。特に中華SFと言われる、中国人作家によるSF作品。バカ売れした三体もいいんですが、この「時のきざはし」は17篇の作品が載った短編集。

本邦における中華SF紹介の第一人者たる立原透耶氏が、数多ある短編作品から十七篇の傑作を厳選。
劉慈欣と並び「中国SF四天王」と称される王晋康、韓松、何夕の三大家をはじめ、台湾SF界の長老・黄海から、ハードSFの江波、詩情に満ちた作風の潘海天、清朝スチームパンクの梁清散ら中堅・ベテラン作家、日本でもおなじみの陸秋槎、さらには糖匪、昼温ら、若手・女性作家の作品までを収録。(Amazonより)

滕野氏の表題作もよかったし、江波氏の「太陽に別れを告げる日」 も好きでした。2021年も中華SFいくつか手を出したいな感。

想像力高めたいけど文読むの苦手...→藤子・F・不二雄先生を拝め

藤子・F・不二雄さんのSFマンガ短編集。SFは好きだけど細かい文字を追うのは、、、という人はこちらの漫画でぜひ。表題「ミノタウロスの皿」を読むと、「ヴィーガンになったほうがいいのかな」なんていう安易な道に進みそうになります。面白くも、怖い。そんなSFの魅力が詰まっています。

藤子・F・不二雄のSF短編112話を全8巻に完全収録した“PERFECT版”が登場! 鋭い風刺精神を存分に発揮した「藤子美学の世界」にどっぷり浸かれる作品集!(Amazonより)

SF読んでから1週間くらい、想像力がバク上がりします。スタートアップ村、新規事業に関わる人はもれなくSF読むことをおすすめする人間です。

日々に刺激がない...→あらゆる生物に恐れおののけ

生物学PhDの同僚に進められてふわっと手を出したところそのまま徹夜してしまった漫画。生き物そのものの解説や成り立ちもめちゃ興味深いんですが、ふわっとした依頼を出しまくるクライアント(神様)に振り回されるデザイン部の皆さんに共感しまくり。

ヘンな生き物がいるのは、私たちのしわざ。
地上に存在する、さまざまな動物たち。彼らはなぜ「そのような形状・生態」となったのか……。実は天上には、生き物をデザインする「デザイン部」があったのだ!(紹介サイトより)

2021年1月7日からTOKYO MXなどでアニメ化するらしく。楽しみ。

動物?動物園?...→カラスでいいやん

カラス、好きですか?
好きになるはずです、この本を読めば。

カラスなんて怖いし、気持ち悪い! と思っている方は、そのイメージがガラリと変わるでしょう。「実はカラス好きなんだけど、言いにくいな……」という方は、きっと明日から堂々と気持ちを伝えることができるでしょう。カラスの研究一筋、理学博士で、東京大学総合研究博物館の特任助教の松原始先生のユーモア溢れる語り口にひきこまれ、いつの間にかカラスに夢中。カラスのカラスによるカラスのための教科書。

なんてかわいいんだろう。なんて愛おしいんだろう。
うるさい、黒くて怖い、ゴミあさり、、、
そう判断して遠ざけていた自分の狭量さを反省するばかり。
しかし、ここまでの熱量でカラスを追いかける松原先生の愛と迫力が一番驚かされた部分でした。

成長した!おれ仕事の天才!...→1人でルワンダ経済背負えんのか?

毎年のように、機会を見つけては読み返して、毎度新しい発見がある本。企業組織の中で挑戦をしている人、リーダーシップを!と思っている人には全員おすすめしたいです。本当におすすめです。ノールックで↑を押して買ってください。まじです。

1965年、経済的に繁栄する日本からアフリカ中央の一小国ルワンダの中央銀行総裁として着任した著者を待つものは、財政と国際収支の恒常的赤字であった-。本書は物理的条件の不利に屈せず、様々の驚きや発見の連続のなかで、あくまで民情に即した経済改革を遂行した日本人総裁の記録である。今回、94年のルワンダ動乱をめぐる一文を増補し、著者の業績をその後のアフリカ経済の推移のなかに位置づける。

服部さんがルワンダでやったことは企業のターンアラウンドの王道手法やん!と今回気付かされました。読んでいたときの手元メモがこちら。自分でもよく読めていたなぁと思う。

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来年また読むことになりそう。
読んだみんなと読後感想会したい!(もう買いましたか?買いましょう)

勉強なんて役立たなくない?...→私は経済学勉強してよかったよおすすめよ

2019年のノーベル経済学賞を受賞したバナジーとデュフロの最新作。同じ二人が書いた貧乏人の経済学も名作でしたが、最新作も読み応えがあって、良かったです。

「経済学者」への世間の信用度は、「政治家」に次いで二番目に低い。どうしたら「まともで良い経済学」の最新の知見を、もっと一般の方々に活用してもらえるようになるのだろうか。
よりよい世界にするために、経済学にできることを真っ正面から問いかける、希望の書。

経済学の本を含めて、多くの本は「何がわかっているのか」について明示的に書くことが中心ですが、この本のいいところは、「何がわかっていないのか」について丁寧に書いているところ。

●市場から見捨てられた人々を社会はどう救うか。
●成長を回復するために何ができるか。
●急拡大する不平等に打つ手はあるか。
●貿易は不平等にどのような影響をもたらすのか。
●貿易の未来はどうなるのか。
●移民問題にはどう取り組むのか。
●新技術にどう対応するのか。

おもしろいですよ、経済学。ワイドショーとかに出てくる経済学者はアレだけど。読んでみて欲しいす、いろんな方に。

人と関わるのが苦手...→他人に軸を置くコミュニケーションはいかが?

(ここまで書いてきて、だいぶ疲れてきたので、たぶんですが、以降文章がだいぶあっさりになっていくんではと思います。そんな予感)

わたし、今年から社会人・エグゼクティブ向けのコーチとしても活動をはじめました。その流れもあり、コーチングの本をいくつか読んで、一番しっくりきたのがこれでした。

コーチングは日々世界中の様々なところで研鑽され、新しいものに進化を続けています。
今回、この20年間で培った新たなコーチングのスキルや知識を盛り込んで、全面的に改定を加えました。
本書を手にされたあなたが、コーチングをベースに、
未来を作り出す主体的な人の創造に関わっていただけたら、これほどうれしいことはありません。

BeingもDoingも大事にするのがコーチング。
宗教っぽく扱う人もいて(コーチ側もクライアント側も)そんな人とは距離を取りつつ、相手のためになる時間にしていきたいなぁとこの本を読んで改めて思いました。

コーチングに関心がある人、まずは手に取ってみては。

何か絶対の真実を教えて?→愛は受動ではなく能動です

名言炸裂の本書。下のような表現に、フロムが考える愛の中身が詰まっています。

愛は能動的な活動であり、受動的な感情ではない。そのなかに「落ちる」ものではなく、「みずから踏みこむ」ものである。愛の能動的な性格を、わかりやすい言い方で表現すれば、愛は何よりも 与える ことであり、もらうことではない。

突き刺さるやん。愛とは、人間のなかにある能動的な力であり、愛を生む力であり、なんの保証もないのに行動を起こすこと。そうやねぇ。

「愛されない...」「何であの人は...」みたいなことを思ったり口に出ちゃったりする人、そんな人にこそ読んで欲しい。図書館にもあるはず、借りてみてください。

愛は、幸福に生きるための技術であり、学ぶことができる――「愛」という万人に切実なテーマに正面から挑んだ現代の古典。フロム生誕120年を記念して刊行。
読み継がれて60年の世界的ベストセラーに、30年ぶりに訳文に大幅に手を入れた改訳・新装版!

フロムの名言、心に刻みながら生きていきたいですね。どれが皆さんの心に刺さるかわからないので、私が心に残ってメモった範囲で、できる限りたくさん書いておきます。

・「人間が自分で意味を与えないかぎり、人生には意味がない」

・Not he who has much is rich, but he who gives much. (たくさん持っている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ)

・Man’s main task in life is to give birth to himself, to become what he potentially is. The most important product of his effort is his own personality.(人生において人がなすべき主な仕事とは、自分自身を誕生させることである。可能性としての自分を実現することである。人の努力のもっとも重要な成果とは、その人自身のパーソナリティである。)

・Love is the only sane and satisfactory answer to the problem of human existence.(愛は、人間の実存という問題への、唯一の健全で満足のいく答えである。)

・Creativity requires the courage to let go of certainties.(創造力を得るには、確かなことを手放す勇気が必要である。)

・もし自分自身を愛するならば、すべての人間を自分と同じように愛している。他人を自分自身よりも愛さないならば、ほんとうの意味で自分自身を愛することはできない。自分を含め、あらゆる人を等しく愛するならば、彼らを一人の人として愛しているのであり、その人は神であると同時に人間である。

仕事も、能動的な愛と想像力からはじまるはず。

私の今の職場が理不尽...→防衛大みてもそれ言えんのか?

妻も私もはまったマンガ。
学びながらお給料をもらえることに魅力を感じて防衛大学校への入学を決めた近藤くんが主人公。いろんな不思議や理不尽のなかで、ちょっとずつ前進し、成長する姿が愛おしい。

勉強好きの高校生・近藤勇美は食堂を営む実家が再開発で潰れることになり、進学を諦めかけていた。
だが、学費無料どころか給料がもらえる防衛大学校のことを知り、見事合格する。近藤を待つ世界とは……!?
幹部自衛官を養成する機関・防衛大学校を舞台にした疾風怒濤の青春物語、開幕!!

今年は漫画をたくさん読んだなぁ。友人のみきさんと一緒にやっているPodcastでも漫画界をお届けしているので、ぜひ聴いてみてください(購読もしてね)

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アート思考流行ってますね→思考じゃなくてアートそのものを見ようや

学がないので、芸術はさっぱりです。
そんな私にも、アートの面白さを伝えてくれるシリーズがありました。これです。

シリーズ累計100万部突破の美術入門書「もっと知りたいシリーズ」に待望のジュニア版登場!
各巻ごとに2人の画家をとりあげ、かれらの作品にさまざまな視点からアプローチ。「見比べ」「伝記」「鑑賞」をポイントに編成、絵を見るのが楽しくなる子どものための鑑賞入門。「クイズに挑戦するコーナー」「浮世絵や絵画の本当の大きさコーナー」「自由研究などに役立つ工作コーナー」「修学旅行にも役立つ見学・体験コーナー」など、絵を鑑賞しながらさまざまな分野に発展することで、絵画に対する興味関心を自然と引き出す。

同時代に生きて、ライバルだったり、師弟だったり、一定の関係性があった2人の芸術家を取り上げ、比較しながら、平易な言葉で解説をしてくれるシリーズ。ジュニア版、と頭につくとおり、わかりやすさが群を抜いています。

原田マハさんの小説を読みながらもう片手でこの本を読むと味わい深さが3万倍になります。

ピリピリした社会に疲れた...→贈りものしよう、自分からね

全部をギブアンドテイク、交換の論理でやりとりするの、しんどくないですか?いや、交換が基本なんすよ、仕事もそう、スーパーマーケットでのお買い物もそう、人間関係もそう、基本は交換なんですけど、間を埋めているのって、お互いの、過去と未来の間でやり取りされる贈与なんだよな。

そんな気づきをくれた本でした。

「仕事のやりがい」「生きる意味」「大切な人とのつながり」―――。
なぜ僕らは、狂おしいほどにこれらを追い求めるのか?
この世界を基礎づける「お金で買えないもの=贈与の原理」とは何か?
どうすれば「幸福」に生きられるのか?
ビジネスパーソンから学生まで、
見通しが立たない現代を生き抜くための、発見と知的興奮に満ちた「新しい哲学」の誕生!

本論の一部なんですが、科学史家のトマス・クーンが導入している「逸脱的思考」と「求心的思考」という考え方のフレームがめっちゃしっくり来て、あー、自分の仕事は現場でのアノマリー(変則性、変速事例)探しなんだな、と気づいた次第です。シャーロック・ホームズ目指してがんばります(この本を読んでもらえればわかる)。

おすすめの経営書は?→結局企業も経営も心なのじゃと考えてみんか

経営のフレームワークっていろいろありますが、その多くは外部者が勝手に企業分析をするには役立ちますが、当事者にはあまり意味を持ちません。それを紹介する本も、その価値は推して知るべしです。

そんな中、この本は理論と現場の迫力を持つ、とてもいい本でした。リクルートという、超巨大企業ながら前進する文化・モメンタムを失わない企業組織はいかにして生まれたのか。その謎の一端がこの本の中にありそう。

――私の考える心理学的経営とは、いわば経営リアリズムであって、まず、人間を人間としてあるがままにとらえるという現実認識が出発点なのである。――(序章より) 人間をあるがままにとらえる「個性化」と「活性化」のマネジメントとは。江副浩正氏のもと、リクルートで30年にわたり組織における人間の「感情」や「個性」を深く追求した著者の、実務と研究に基づく全く新しい経営論。1993年に刊行された本書は今なお、「人材経営」の原点として求める声が多い。

「圧倒的な個の尊重」と「組織的カオス」の両立。
こんな組織を作れると、たのしいだろうなぁ。

20代で仕事はじめたて、みたいな人は三枝匡さんの3部作や黒木亮のバルジブラケットなんかがおすすめ。30代以降はこれとルワンダ中央銀行総裁日記ですね。間違いない。

思い通りにいかないことばかりで...→ただその場にたたずもうや、作為を捨てて

ネガティブケイパビリティとは、詩人ジョン・キーツが「不確実なものや未解決のものを受容する能力」を表す表現として生み出した言葉。ステキじゃないですか?すぐに解決しないこと、多いですし。

臨床40年の精神科医が、最も関心をもつネガティブ・ケイパビリティとは何か。せっかちに答えをもとめ、マニュアルに慣れた脳の弊害……教育、医療、介護でも注目されている、共感の成熟に寄り添う「負の力」について、初の著書。

会社をしていたり、困っているクライアントと一緒にうんうんうなっていると、「その場で、この瞬間、なんとかしたい!」と思っちゃうんですよね。それが価値を生むこともあるんだけど、一方で、どうしようもないときもある。

そんなときには、思うんです、自分は無能だと。無力だと。

そんな無能で無力な自分と向き合うときに、いい言葉を頂きました。ネガティブケイパビリティ。下の記事もステキです。併せて読んでみてください。

仕事が楽しくなくて...→笑い飛ばしたり、そんな中でケアしたりやで

今年話題になった本で、私も読んじゃいました。本書で語られるブルシットジョブとは、以下の5つだよ。

ブルシット・ジョブの主要5類型
1. 取り巻き(flunkies):だれかを偉そうにみせたり、偉そうな気分を味わわせたりするためだけに存在している仕事
2. 脅し屋(goons):雇用主のために他人を脅したり欺いたりする要素をもち、そのことに意味が感じられない仕事
3. 尻ぬぐい(duct tapers):組織のなかの存在してはならない欠陥を取り繕うためだけに存在している仕事
4. 書類穴埋め人(box tickers):組織が実際にはやっていないことを、やっていると主張するために存在している仕事
5. タスクマスター(taskmasters):他人に仕事を割り当てるためだけに存在し、ブルシット・ジョブをつくりだす仕事

ドキッとした人、いるのでは?

やりがいを感じないまま働く。ムダで無意味な仕事が増えていく。人の役に立つ仕事だけど給料が低い――それはすべてブルシット・ジョブ(クソどうでもいい仕事)のせいだった! 職場にひそむ精神的暴力や封建制・労働信仰を分析し、ブルシット・ジョブ蔓延のメカニズムを解明。仕事の「価値」を再考し、週15時間労働の道筋をつける。『負債論』の著者による解放の書。

この本については、私のコメントではなく、私が敬愛する方々の推薦コメントの方が、その魅力が伝わる気がしました。なので、岩波のこのページから、いくつか抜粋します。

「クソどうでもいい仕事」は実在する。どころか、4割くらいの人が自分の仕事がそうであると知りながらそれに従事している。なのに誰もそれを「クソどうでもいい」と言えずにいた。が、それも本書が出るまでの話だ。現代社会最大のタブーは晒された。「クソどうでもいい仕事」はあなたの錯覚ではないし、誰がどれだけ言い繕おうとそこに意義はない。だから大手を振って中指を立ててやろう。こんな痛快な本はまたとない。何もせず威張ってるだけの上司や同僚のまぬけづらを思い浮かべて、大爆笑しながら読もう。
若林 恵(編集者)

ハッとさせられたのは、あらゆる労働は本質的にケアリングだ、という指摘である。橋を作る仕事だって、その根本にあるのは川を横断したい人へのケアだ。ケアは数値化できず、生産性には結びつかない。私たちがコロナ禍で学んだのは、このケアの部分こそ機械によって代替することができず、また休むことも許されないという事実だった。
人間らしく働き、ケアしあいながら社会を作るとはどういうことか。日常が完全に元に戻る前に、立ち止まって考えたい。(9/12『毎日新聞』より)
伊藤亜紗(美学者)

自分を変えたい...→表面から入れ替えていかぬか?

昔読んだ研究記事で、「勝負パンツを履いている人は、例え相手がそれと知らずとも、その人を魅力的に見せることが立証された」みたいなものがありました。ほんまかいな、と当時は思いましたが、好きな服を着ると気分が上がる、勝負ネクタイを締めると気合いが入る、パジャマのままだと仕事がはかどらないからリモートワークは...、のような方がいることを考えると、大事なんでしょうね、服装。

服、それはつまりその人の人となり。それを突き詰めてみたSF小説が、この本です。

服は人なり、という衣装哲学を具現したカエアン製の衣装は、敵対しているザイオード人らをも魅了し、高額で闇取引されていた。衣装を満載したカエアンの宇宙船が難破したという情報をつかんだザイオードの密貿易業者の一団は衣装奪取に向かう。しかし、彼らが回収した衣装には、想像を超える能力を秘めたスーツが含まれていた……後世のクリエイターに多くの影響を遺した英SF界の奇才による傑作の新訳版。星雲賞受賞作。

めっちゃ面白かったです。外見が内面に及ぼす影響、みたいなふんわりした話だけではなく、生命とは、知性とはみたいなことまで考えさせられる、深いい本。また来年読み直したい。

今後どう成長していこうか...→無能でも与太郎でもいいんやで

「会社で偉くなるために朝活を」「週末には勉強を」そんな方、黙って買って、読んでください。ここに本質があります。

就活で鶸田が出会ったのは、一目でわかる「デキる人」・鷹野ツメ子。一方、鶸田は見るからに気弱そうだが、実はポテンシャルを秘めた人間だった。同期入社を果たしたふたりは1年後、最強タッグを組む!

Appleで爆笑できます。2020年のハイライト。肩の力を抜いていきましょう、来年も。

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いかがでしたか?いい本ばっかりのはずだよ!

本文でも書きましたが、友人のみきさんと、本を取り上げて話すpodcastもやっているのでぜひ購読してね!

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来年2021年も良い年にしましょう!ぼんぼや!

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