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京アニグッズストアで「響け!ユーフォニアム」を拝む@京都駅


 奈良への出張帰り、足早に京都駅へ向かった。「京アニグッズストア」に立ち寄り、「響け!ユーフォニアム」(以下「ユーフォ」)のグッズを購入するために。


 ──2023年夏、俺は「ユーフォ」シリーズの沼へ浸かっていた。
 沼入りのきっかけは、何気なく鑑賞したアニメ映画「リズと青い鳥」。繊細な映像・演出、そして巨匠:吉田玲子氏が脚本を手掛けた「爽やかさと湿度を共存させた一夏の物語」に心底魅了された。本作で受けた壮絶な感銘は、日を改めて語ることにしたい。



 「リズ〜」は単体作品として大変優れた映画だが、あくまでも「ユーフォ」のスピンオフ作品。ならば本編も追わなくては!……と考えているうちに、 TV・劇場版アニメの鑑賞や原作小説の購読、そして劇中演奏曲の原曲を聴く等して、俺はすっかり作中世界の虜になっていた。「キャラクター達が生きている場所(※宇治市の高校が舞台。)」と考えると今まで以上に京都を魅力的に感じるし、来年放映予定の3rdシーズンが今から待ち遠しくてたまらない。原作最終巻を読んで既にオチを知っているとはいえ、やはり映像と声・そして演奏付きで、北宇治高校吹奏楽部の物語に浸りたいのだ。




 さて、そろそろ本題に移ろう。
 こちらの「みどりの窓口」風にも見える場所が、「京アニグッズストア」こと「京都駅 ASTY京都 京アニグッズストア」。会期は2023年8月4日より2024年1月8日まで。
 店内推定2〜30代のお客さん達や多くの警備員の方で賑わっており、極力人が映り込んでいない写真の撮影に苦心した(なお写真撮影はOK、動画撮影はNGとのこと)。

プライバシー保護のため一部加工済。
最近まで劇場版中編作品「アンサンブルコンテスト」が公開されていたためか、店の外は「ユーフォ」一色。立ち止まり作品について語っている学生の姿も多数見受けられた。リアル吹奏楽部員だろうか?


 「けいおん!」「Free!」「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」「ツルネ」等々、店頭には数々な人気作品のグッズが並ぶ。
 グッズよりも真っ先に俺が目を惹かれたのはこちら。「ユーフォ」本編主人公:黄前おうまえ久美子パネルと使用楽器の実物、そしてキャスト陣のサイン。

プライバシー保護のため一部加工済。
久美子パネル。横に並ぶと意外と小さく感じたため、等身大(162cm)ではなさそう?
最近等身大パネルを見た「機動戦士ガンダム 水星の魔女」の主人公:スレッタ(推定170cm以上。俺より高い……)の記憶が残っているからだろうか。


ユーフォニアムの現物を見たのは今回が初めて。月並みな感想で申し訳ないが、非常に重たそう……。
下には黒沢ともよ氏(久美子役)をはじめとするキャスト陣のサイン。
上にはもう一人の主人公:高坂麗奈こうさかれいなの使用トランペット。作中で使用していたモデルは既に廃番らしい。

 また、「ユーフォ」関係の展示物は吹奏楽系以外の楽器も。

 コントラバス奏者:川島緑翠さふぁいあが弾いていたエレキベース。
 彼女がエレキベースを弾いていた2期7話:京都駅コンサートの「宝島」(原曲:T-SQUARE)は作中屈指の名演奏シーン。コンクールでの演奏は緊張感が張り詰めているが、こちらは多幸感に満たされている雰囲気が良かった。
※10/12追記 再度確認したところ、京都駅コンサートの際に弾いていたベースは上記のものではありませんでした。
隣にはユーフォ奏者:中川夏紀先輩のギター。
夏紀先輩とギターにまつわる物語は、彼女が主人公を務めたスピンオフ小説『飛び立つ君の背を見上げる』で描かれる。単体の青春小説としても面白かった。いずれ映画化しないかな……。


 楽器系以外で目を惹かれたのは、店頭入り口のアクスタタワー。写真の外側には「ツルネ」「らき☆すた」等のキャラクター達が勢揃い。
 余談だが、10年ほど前はさほど「アクスタ」そのものを見なかった気がする。いつ頃から流行り出したグッズなのだろう?俺が意識していなかっただけで、10年前から一般的だった……?


「ユーフォ」「リズと青い鳥」のアクスタ達。
上が「リズと青い鳥」ver.、下が「ユーフォ」ver.デザイン・マーチング衣装仕様の傘木希美&鎧塚みぞれ(写真左右)。
「リズと青い鳥」から鑑賞を始めたので当初は顔・画風の違いに違和感を覚えたが、どちらも個性があって良い。「ユーフォ」ver.のみぞれは心なしか表情豊か。


 こうして店内をあちこち物色し、購入した戦利品は以下の通り。しめて9900円。キリが良いと縁起も良い気がして嬉しい。

『リズと青い鳥 線画集』
『劇場版 響け!ユーフォニアム~誓いのフィナーレ~ 公式ファンブック』
『響け!ユーフォニアム2 コンプリートブック』
「リズと青い鳥」ポストカードセット
計4点を購入。

 飾り棚の余裕がないのでアクスタは買わず、基本的に書籍ばかり購入した。モブ生徒の情報や使用楽曲解説等、資料的価値が高くて嬉しい限り。「リズと青い鳥」のパンフレットも売っていないかと期待したが、残念ながら存在せず。2018年の公開時に鑑賞しなかったことを悔やむ……。
 書籍以外で購入した商品は「リズと青い鳥」のポストカード。大ファンである映画友達の分も買ってあげようと思ったが「一人一点まで」とのことで断念。友人よ、ごめん。自分の分を優先させて貰う。
 なお、右下は売り物ではなく、入り口で配布されていた聖地+京都府観光案内的なリーフレット。今回は多忙と疲労により東京へ直帰してしまったが、いずれしっかり宇治周辺の聖地巡礼を行いたい。


 「ユーフォ」の他にも様々な人気作品のグッズが揃っている「京都駅 ASTY京都 京アニグッズストア」。何か一つでも京アニ作品がお好きで、京都駅に脚を運ぶ機会がおありの方は、是非ともお立ち寄り頂きたい。


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