イスラエル日記Day16「ブチギレおじさんの美味しいネクタリン」

2,3日の日記をまとめて書くのがルーティーン化されつつある。
ほんと不思議な話。ただ書いていないだけなんだけど、なんで書けないんだろう。

6.20.2023

午前中はウルパン。週2回のウルパン。2回目のウルパン。
いやー、今回はほんとわからないことが多かったな。
辞書ないと生きていけない。
なんの説明もなく、突然ヘブライ語で「あなたは結婚していますか」の質問理解できないよ。結婚とかの話してるとかまったくわからなかったはじめ。先生英語できないからしょうがないんだけど。

基本はスペル書いてくれるから、とりあえず発音とスペルだけ走り書きしてあとで辞書で意味調べたりするんだけど、たまにスペル書いてくれないことがあって。意味もロシア語で言われるからわたしにはわからないのよ。
だから「イスカ!コテベット(書く)!」と声張り上げて筆記を要求する。
あと「マ ゼ(なに、これ)」という言葉も覚えたので、意味わからないときはダメもとで聞く。
自己主張激しめ、全力参加型で授業受けてる。こんな前のめりで授業受けたことないかもってくらい。

ちょっとおぼえてきたヘブライ語でロシア人のおばさんと話してちょっとだけコミュニケーションとれた。おもしろいよな。ロシア人と日本人がイスラエルでヘブライ語を話す。ごちゃごちゃ感がいい。

帰りは、最寄りのバス停を通り過ごしてマハニ・エフダ市場へ。
バスと電車は1時間半以内なら何度乗り降りしても約6シェケル。日本円で240円くらい。
市場のお土産屋さんでポストカード探すも一軒も見つけられず。
諦めてネギを買ってみる。最近自炊をし始めて、できるだけ節約してるんだけど、やっぱりネギってちょっとしたアクセントになってよいのよ。
あんまり材料使ってない料理でもネギがあるのとないのとでは全く違う。
あ、ちなみに小ネギね。大きいネギは苦手。
2軒のお店を回って2軒とも5シェケルだったから、はじめに見つけたお店で買った。ちょっと一人分にしては多いんだけどしょうがない。1人って難しいね、量が。

ピッタも買った。お母さんがマハニ・イェフダのピッタもおいしいって言ってたら。本当においしかった。10枚で10シェケル。約400円くらい。
イスラエルって本当にパン美味しい。

最後に買ったのはネクタリン。この間スーパーで買ったのがモモよりおいしくて、市場でも買ってみることに。いろいろ見たけど、一番はじめにみたお店のネクタリンがおいしいですって顔してたし、お値段も他に比べると安かったのでそこに決めた。キロ12.8シェケル
ちょっとキレぎみ、タバコを片手に品出しするおじさんに声をかける。
これほしいですって。そしたら、はあ?みたいな顔されて。(ここで1キレ)パックごとに買うのかと思ったら、自分で選んでビニールに入れていくシステムだったらしい。
ゆっくりじっくり美味しそうなネクタリン6個をチョイス。
おじさんに手渡す。乱雑に図りの上に置く。88の数字。え?88シェケル?ってなっておじさんに確認する。そうだよって言われたから、え?ってなって。(2キレ)
ちょっとこいっておじさんに言われて説明受けて、あ!8.8シェケルってことかと理解した(遅い)。「ヤッラ(早くしろって意味。ここでブチギレ)」って言われて小銭を出す。1シェケルに満たないアングロットという単位がイスラエルにはあるんだけどはじめて実際にお店で請求されたから瞬時にたいおうできなかった。おじさんごめんよ。でもそこまでキレなくていいじゃない。
めげずに笑顔でバイバイしたら、いちおうバイバイしてくれた。

でもこのネクタリンがめちゃくちゃにおいしかったのよ。またいくよ、おじさん。

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