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70歳の両親に学ぶ、究極の幸せの形

こんにちは

今日は私の両親のお話しを。

両親はもうすぐ70歳になる

もともと海外、国内問わず旅行が大好きな両親

特に父が旅行が大好きで、
一人でモンゴルへ行ったりもしていた

私が実家に住んでた頃はよく海外に連れて行ってもらってた

飛行機に乗るのが好きなのも、
旅行好きの一つの理由かもしれない

私の父は2歳の時に、自分の父親を仕事の事故で亡くしている

そこから、母1人、子3人で暮らしてきた

父の幼い頃からの夢は「パイロット」だった、とよく聞いて私は育ってきた

ただ、母一人だったので、
そこまでお金に余裕がなく、パイロットの道を諦め、機械整備の道に進んだ

ただ、大人になってからもパイロットの道を諦めれず、
どうしても自分で飛行機を操縦したい!と言う願いから、
セスナ飛行機の免許を取った

「お父さんのセスナ乗る?」と聞かれる事が多かったが、
「酔うのが怖いしやめとくわ」と言って、
私は一度も乗らなかった

今思えば、一度くらい乗せてもらったらよかった

父は2ヶ月に一度ほど、セスナ飛行機で、
大阪から四国まで運転し、四国でうどんを食べて帰ってくる、と言う、なんとも贅沢な趣味を楽しんでいた

歳も取ったので今はもう運転はしていないが、
父母共に60歳で定年してから、
世界中を旅するようになった

普段は節約、と言うか、モノを大切に大切に使う両親

何かが壊れたらすぐに買い直すのではなく、
修理して使っている

私から見ていたら、
「安いもんやし、買い直したらいいやん」と言うてしまうようなモノでさえ、簡単に修理して、使い続けている


実家に帰った時に驚いたのは、料理で使うオタマ

オタマの持ち手の部分が半分に折れていた
(持ち手と言うか、枝の部分が半分無くなっていた)

笑笑

その折れたオタマで味噌汁をすくっている
(それ、熱ない??笑笑)

それがなんとも言えないくらい使いやすいらしい

それほどモノを大事にする親が、

海外旅行は必ずビジネスクラスに乗っていく

お金を使うところと、
節約するところを、
面白いくらいにはっきりと区別している

そんな両親の44年目の結婚記念日の出来事

家族のグループLINEに、
母親から、メッセージと写真が送られてきた

「今日は私たち44年目の結婚記念日です!
普段はこの様なお店にほとんど行きませんが、
今日はお父さんと行ってきました!
美味しくいただけて感謝しています^ ^
これからもよろしくお願いしますね^ ^」と。

マクドナルドで2人で食事をし、
ツーショット写真を撮ってもらっていた

顔は念のため隠したが、すごくすごくいい表情をしている。

ポージングしてる母がこれまた可愛いく、素敵だ


私はこの写真を見て、
「お父さんはお母さんに出会えて幸せだし、お母さんはお父さんに出会えて幸せな時間を過ごしてきたんだな」と感じた。


結婚記念日にマクド!?
もしかするとそんな風に思う方もいるかもしれない

記念日と言うと、眺めのいい高級なホテルでランチやディナー、と想像する方もいるかも知れない

私もどちらかと言うと、まだまだ後者の方を夢見てしまう

ただ、この両親の写真を見て思った

これぞ究極の幸せなカタチなのかなと。


半分に折れたオタマを、これが一番使いやすい!と言い、
そうかと思えば、
ヨーロッパやアメリカにビジネスクラスで旅行に行き、
はたまた、
記念日にはマクドナルドでポージングしてツーショットを撮ってもらう


こんな気取らない夫婦の形が、
何よりも幸せの形なのかもしれない、と思う

グループLINEで私の弟が両親にこう返事をしていた

「いつもありがとう!いつまでも、
マクド食べれるくらい元気な体でいてな!!」

と。

まさにその通りやわ。

いつまでも元気に、そして、好きなことして、
70歳手前になっても、ファーストフードを食べれるだけの体力と健康な体でいて下さい

そんな今日
2022.07.06は母親の70歳のお誕生日です

心からおめでとうございます

いつも有難う御座います

産んでくれてありがとうございます

私はあなた達の家族でとても幸せです

ではまた〜

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