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環境へのアクション

~ことり食堂のヨーロッバ旅行~ドイツ編①~
今回の旅でどこの国へ行っても感じたことが、
「ビニール袋持っている人がいない」
ということ。
買い物へ行くときは、皆買い物バッグを持っていく。オランダもドイツも自転車に乗っている人が多くて、自転車には買い物したものを入れる用のカラフルなカゴが自転車の前後に左右についていた。

帰国してから、日本の過剰包装をものすごく実感して、コンビニでは袋や割り箸を断るようになった。私達はあまりにも、使い捨てに慣れ過ぎている。
こういう感覚を持てたのは、この旅の収穫。

自転車といえば、オランダもドイツもレンタル自転車の普及率がすごい。
旅行者の私は、毎日、このレンタル自転車にお世話になっていた。街中を走っているトラムを皆が利用していて、充実した公共機関も環境にやさしいと思うし、街を歩いていて、車の往来が人口の割にそこまでなく、渋滞がない道は、ゆったりした気持ちになった。


これはドイツのレンタル自転車。
下の写真はアムステルダムの自転車置き場。広い駐輪場が駅の地下にある。

そういう意味で、最初に訪れた国・オランダは、今まで訪れた国の中で一番環境アクションが進んでいたと思う。
そんな話をしていたら、昔はどこでもスーパーの袋なんてなかったし、使い捨ての容器なんてなかったから、その中でどうにかやりくりしていたんだという話になった。日本だったら、風呂敷に包むとか、葉っぱに包んだおむすびとか。経済活動の中で、資本を追いかけて大量生産するうちに、忘れてきた大切なものがたくさんあるんだと思う。

今は、自分の出来るところから、どうやってゴミを減らすことが出来るか考えている。
といっても、ほぼことり食堂は食材廃棄がない。残った食材はスープやドレッシングにして使い切る。南極料理人並みにやりくり上手だなと人に言われて、他の飲食店との違いを知った。

また、近所のお客さんから、自分の家で食べきれない野菜や調味料などをいただくことも多くて、小さい範囲ではあるけど、いい循環がうまれている気がしている。

あとは、なるべくゴミを出さないようにすること。環境にやさしい取り組みをしている企業を応援すること。

まずは、「お弁当箱を持参した人には百円引きにします」としよう。

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