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日本の若者に期待する!私が小型成長株に集中投資する理由

海外投資がインターネット上で簡単に出来る時代となって、日本人による日本株への投資離れが進んでいるように感じる。実際にFIRE系(セミリタイア系)のYouTubeでは、米国を中心とする海外のインデックスファンドを推奨するチャンネルが大半を占めているし、SNSを見ても米国株や世界株式のインデックスファンドに投資している個人投資家を多く目にする。それだけ、少子高齢化社会が進む日本では、自国企業の成長に悲観的になっている投資家が多いということだろうか。


昨日、「小中学生が10年で100万人減少する」というニュースを目にした。確かに高齢者ばかりの日本の未来に魅力を感じないのも事実であるが、今の子供たちを見ていると本当に「賢い子が多い」というのが実際に子育てをしている私の感想である。

その理由として、昔と比べて教育環境が非常に恵まれていることだ。長男が通っていた幼稚園では、英語やフラッシュカードを活用した幼児教育を積極的に導入していたし、次男が通っていた幼稚園では某国立大学の先生を招いてアート教育を行っていたりと、幼稚園ごとにオリジナリティを出して幼児教育を進めている。ちなみに、通っていた幼稚園はどちらも一般的な私立幼稚園で、国の助成金で賄えてしまう程の安価な授業料だ。

習い事も、プログラミング教室、ロボット教室、オンライン英会話と従来のアナログ教育から質の高いデジタル教育が容易に受けられる時代になった。

我が家においても、子供たちにはゲーム機では無く、パソコンを自由に使わせている。私がパソコンを使い始めたのが大学に入学した18歳の時だから、子供たちはかなり早い段階でパソコンと触れ合っているわけだ。早期にパソコンと触れ合うことで、親から教えられたITリテラシーは自然と身に付いていくし、スクラッチとマインクラフトとの出会いは、プログラミングに対する関心を深めてくれている。

少子化により親が子供一人に負担できる教育費が増えたことも、賢い子供が増えている理由だろう。先日開催された国際数学オリンピックでは、日本人が世界1位の金メダルを獲得、他の日本選手も全員がメダルを獲得したのはまさに日本の若者の快挙である。

国際数学オリンピック2022 灘高校の沖さんが世界1位、日本は金1銀4銅1獲得|高校生新聞オンライン|高校生活と進路選択を応援するお役立ちメディア (koukouseishinbun.jp)


少子高齢化は日本が抱える重要な問題ではあるが、優秀な若者が増えていることは事実だ。そして、その若者に今人気があるのがベンチャー企業への就職である。米国のシリコンバレーで生まれたGoogleやappleといった大企業が日本から誕生する可能性は十分あると思っている。

既に成熟している大企業の成長には私も悲観的ではあるが、スタートアップ企業には大きな期待を寄せている。そして、ベンチャー企業への投資は政府主導の国策でもある。現代の賢い子供たちがベンチャー企業の成長の一翼を担うようになれば日本の未来には明るい兆しが見えてくると信じている。

(18) 【完全解説】今、スタートアップ転職は「正しい」のか? (newspicks.com)

私が日本の小型成長株に集中投資をする理由はここにある。日本株であれば会社の情報をタイムリーに入手することが出来るし、日本の若者の活躍を身近で応援することが出来る。そして何よりも面白い。子供の人口は減少著しいが、日本の将来を担う少数精鋭の若者に期待を込める意味でもベンチャー企業への集中投資は大変意義があると考えている。


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