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MLX Swift による LLM のオンデバイス推論を試す

「MLX Swift」による「LLM」のオンデバイス推論を試したので、まとめました。


1. MLX Swift

MLX Swift」は、Swiftから利用できる「MLX」で、「MLX」は、Appleが開発した新しい機械学習フレームワークで、「Apple Silicon」(M1/M2/M3など) を最大限に活用するように設計されています。

・サポートするプラットフォーム

・Mac
・iOS
visionOS

2. iOSのデモアプリの実行

iOSのデモアプリの実行手順は、次のとおりです。

(1) 以下のXcodeプロジェクトをダウンロードして実行。
初回は、モデルダウンロードに時間がかかります。

LLMEval

(2) 必要に応じてでモデルを切り替え。
ControlViewの150行目で切り替えることができます。

    let modelConfiguration = ModelConfiguration.phi4bit
                       ↓
    let modelConfiguration = ModelConfiguration.mistral7B4bit

・mistral7B4bit
・codeLlama13b4bit
・phi4bit
・qwen205b4bit

手持ちの「iPhone 12」の6GBでは、「Mistral 7B 4bit」は動作しませんでした。「iPhone 15 Pro」であれば8GBなので動くと思われます。

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