前日（8月24日）のJ2リーグではファジアーノ岡山とプレイオフ圏内を争う甲府、金沢、長崎、徳島が揃って勝っており、岡山としても負けられない一戦となった。

一方の町田としては勝ちに越したことはないが、残留争いに向けて勝ち点1でも善しとする状況。

従ってファジアーノ岡山がややオフェンシブ、町田ゼルビアはややディフェンシブな試合の入りになることが予想される。


フォーメーション

町田はここ数試合結果が出ていない事もあってか、出場選手が余り定まらない。ただ選手は変わっても戦術は一貫している。


町田の戦術はボールがあるエリアに選手を密集させ、数的優位な状況を作りボールを運んで行く。

当たりに強い選手が多く局地戦は激しくなる。

裏返せばDFラインの裏やボールの逆サイドには大きなスペースが広がる傾向があり、ヨンジェの裏抜けや仲間のドリブル突破等か強力に効く可能性が高い。


要注意選手

24 ロメロ フランク

一対一に強く、ドリブルもシュートまも上手い選手。相手ボールの際も隙を見せればプレッシャーをかけてボールを奪い取る。

今期はチームは低迷しているが5得点をあげている。

FW

FW陣は 9富樫 敬真 を中心にした2TOP。ロメロフランクと同じ5得点。富樫はスペースへの飛び出しやセカンドボールへの反応が早い選手。

富樫を中心に19 土居 柊太、30 中島 裕希、昨年ファジアーノで活躍した 8 ジョン　チュングン、今夏新加入した22 林 陵平と揃っている。それぞれ持ち味があるが、ジョンチュングンのドリブル突破は手を焼く事になるだろう。


MF

昨年町田の躍進を支えた10 平戸 太貴。今年夏から再合流して町田でプレーすることになった。

彼のプレースキックは今年も正確だが、今年のチームにまだ噛み合ってない印象。歯車が噛み合えば必ず町田は順位を上げてくる。それが岡山戦ではないことを祈るばかりだ。


6 李 漢宰はクレバーなベテラン。ロメロフランクがボールに絡んで空けたスペースを上手く消してくる。


DF

この夏加入した 40 小林 友希はコーチングに優れている。前節CBコンビを組んだ 5 深津 康太はケガを負った模様なので、今節は 3 藤井 航大が代わりを務めると思われるが連携がどうなるか注目だ。

最後に
ファジアーノとしては前々節までの連敗の後、今後の展望が見えてきた前節の新潟戦の快勝。
今日はそれを受けての試合なだけに何とか勝利して再度連勝街道に乗っていきたい。
順位が下位と言えど油断は禁物。
私たちもしっかり後押ししていきたい。

17:20追記

@j2referee: 【町田】
GK
13増田卓也
DF
3 藤井航大
40小林友希
2 奥山政幸
25佐野海舟
MF
29森村昂太
6 李漢宰
10平戸太貴
24ロメロ・フランク
FW
19土居柊太
30中島裕希
(Sub)
1 福井光輝
17下坂晃城
15井上裕大
32戸高弘貴
8 ジョン・チュングン
18岡田優希
22林陵平

富樫がサブにも居ない。